劇場公開日 2022年12月23日

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「世界のアイドル」ラ・ブーム コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5世界のアイドル

2022年12月20日
iPhoneアプリから投稿

40周年記念デジタル・リマスター版の試写会に当たり、観てきました。

ソフィー・マルソーが可愛い!
圧倒的な存在感。
リマスターにより、絵も音も新作みたいにクリアで、今13〜15歳くらいのソフィーがいそうな錯覚を味わいました。

昔、テレビやレンタルビデオで2回くらい観たはずながら、うろ覚えな上に、『ラ・ブーム2』や『狂気の愛』以降のソフィー・マルソー主演映画の記憶と入り混じってたらしくて、「あれ?もうちょいセクシーなシーンがなかったっけ?」と思いながら観ました。
ここまでアイドル映画だったっけ?
こんなにソフィーは幼かったの?
みたいな驚きがありました。
それもそのはず、これがソフィーデビュー作で、撮影当時13歳じゃ、いくらフランス映画でも脱がせちゃまずいよね。

1980〜1981年の公開ってことは、日本では薬師丸ひろ子の映画(『翔んだカップル』『セーラー服と機関銃』)もあったし、日本ではアイドル映画がヒットした時期なのね。
そりゃ、当時の日本では当たるわ。
それどころか、世界的アイドルのアイコンになっていたようなうっすらした記憶もあり、その理由を40年経って再確認した次第。

それにしても、フランス映画はこの頃からしっかりフランス映画で。
登場人物が皆、恋多き人間ばかり。
父親も母親も浮気。
学校の教師は、旦那がいる生徒の母親と肉体関係、主人公(ヒロイン)は恋人の胸の中で他の男を物色。
恋愛観が、日本…というか、私と違いすぎてクラクラしましたわ。
時々「ここまでクズじゃないと、セクシーって言われないのかな?」と、怒りを通り越して呆れたりして。

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コージィ日本犬