「ちょっと変わってる映画」ラ・パロマ talismanさんの映画レビュー(感想・評価)
ちょっと変わってる映画
映画好きの友人が貸してくれたビデオで見たのだろうという記憶しかないほど大昔のことですが、この映画に心奪われました。主人公の男性は金持ちのぽっちゃり坊や、彼が愛する女性は美しく、映画の中で流れる音楽がストーリーと真逆の軽さと明るさで頭から離れませんでした。登場人物すべてがお洒落で「ヨーロッパ」~!結末に度肝抜かれて、「ダニエル・シュミット」の名前が頭に刻まれました。
その後、ずーっと時間がたって、ダニエル・シュミット『楽園創造 書割スイス文化史』という、写真と絵が満載で、夢と現実を彷徨っているけど、何となくクリティカルな本を書店で見つけて買いました。また会ったね、ダニエル!嬉しかった。この分厚くて重い本を宝物のようにたまに出しては眺め、いつかダニエル・シュミットの映画を映画館で見たいと願っていました。
もう少しでその夢、叶うでしょう!
コメントする