ラスベガス万才
劇場公開日:1964年5月1日
解説
「疑惑の影」のサリー・ベンソンのシナリオを「バイ・バイ・バーディー」のジョージ・シドニーが演出した歌と踊りの青春ドラマ。撮影は「バイ・バイ・バーディー」のジョセフ・バイロック、音楽は「けっさくなエディ」のジョージ・ストールが担当、デイヴィッド・ウィンタースの振付。製作は「ペペ」のジャック・カミングスと監督のジョージ・シドニー。出演者は「ヤング・ヤング・パレード」のエルヴィス・プレスリー、「バイ・バイー」のアン・マーグレット、「クレオパトラ(1963)」のチェザーレ・ダノヴァ、「山」のウィリアム・デマレスト、ニッキー・ブレアなど。
1963年製作/アメリカ
原題または英題:Love in Las Vegas
配給:MGM
劇場公開日:1964年5月1日
ストーリー
ラッキー(エルヴィス・プレスリー)は自動車のレーサー。自分で設計した競争用の車体はでき上がったが、モーターを買い入れる金を稼ぐため、単身ラスベガスに来た。彼はグランプリ・ガレージでイタリアのスピード王マンチーニ伯(チェザーレ・ダノヴァ)と知り合った。伯はラッキーの腕を知っており、八百長で優勝を譲らないか、と誘ったが、勿論断った。ところがラスティ(アン・マーグレット)という美人が現れてから、レースなんかどうでもいいような気になった。それは伯とて同じだった。ラッキーは、彼女を夢中で口説いたが、そのため洋服のままプールにザブン、せっかく稼いだトラの子をなくしてしまった。エンジンどころか、ホテル代も払えない。早速彼の泊っていたホテルのボーイに早変り。だが、お陰で恒例の従業員タレント・コンテストに賞金を争う資格を得た。同じホテルで客の水泳コーチをして働くラスティもラッキーに好意を抱くようになった。コンテストの夜、ラッキーとラスティが勝ち残ったが、ラッキーがレースで優勝を獲得した。だが、賞金は現ナマではなかった。ラスティは彼を危険なレースに出したくなかった。だが、数時間前にエンジンを手に入れた。ラスティの父親が金を貸したのだ。言語を絶する荒っぽいレース、ラッキーは危険を冒してついに優勝、ラスティをもその胸に抱いた。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ジョージ・シドニー
- 脚本
- サリー・ベンソン
- 製作
- ジャック・カミングス
- ジョージ・シドニー
- 撮影
- ジョセフ・バイロック
- 音楽
- ジョージ・ストール
- 振り付け
- デビッド・ウィンターズ