「一旦、悪の道に入ったら抜けられないという虚しい世界」ラ・スクムーン kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
一旦、悪の道に入ったら抜けられないという虚しい世界
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ボスに騙されて、無実の罪で懲役20年を食らったグザビエ。なにしろ、裁判の直前に証人である娼婦が殺されたのだ。自白すれば刑が軽くなるなどと甘い言葉にも誘われた。
長身の黒人2人組を殺して自ら捕まるロベルト。刑務所内であれこれ脱出の計画を立てるが、そのうちドイツ軍との交戦状態になったパリ。希望の光だったオルガン弾きも殺されてしまい、志願して恩赦という道も絶たれたが、地雷撤去作業に志願した二人。グザビエは左腕を失ったが、無事生きて出所する。復讐相手に無理矢理証書を書かせて土地と店を手にいれ、新天地で足を洗おうとするロベルトだったが、またしても抗争。グザビエは殺されてしまい、希望もなくしてしまった。
一旦、悪の道に入ったら抜けられない。虚しい世界だ・・・
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