ラウンダーズのレビュー・感想・評価
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常に上の手を考えろ!
魅力的な恋人ジョー( グレッチェン・モル )と共に暮らし、ポーカーで学費を稼ぎながら法科大学に通う優秀な学生マイクをマット・デイモンが演じる。
ポーカーで手痛い思いをし、二度とポーカーをしないと恋人と約束するが、旧友に誘われ再び賭場の扉を開けてしまう…。
若きマット・デイモンの演技を堪能。
ー誰もがそれをツキと呼ぶ
BS松竹東急を録画にて鑑賞 (吹替版)
オレオが食べたくなる(笑)
ポーカーは詳しくありませんし、賭け事もしないんですが、大好きな映画です! 何かハマっちゃったんですよね(^-^) ワームのような友達は僕だったらごめんです、忠告も聞かずに「なあいいだろ~今ツキがまわってきたところなんだよ、あいつらなんかチョロいよ、○○ドル貸してくれって!」みたいな人は苦手です(笑) 最後お金を貸してくれた教授、できた人ですね(^-^) 僕だったらポーカーよりグレッチェン・モルを選びます(笑) でも何かに情熱をささげてたらそんなこと言えなくなるのかな・・・あ、グレッチェン・モルに情熱をささげればいいのか(笑)
賭け事の世界に身を置く法学生としても優秀な主人公。多分、周りが退屈...
賭け事の世界に身を置く法学生としても優秀な主人公。多分、周りが退屈なバカに見えるんだろうな。それでも痛い目にあい、まっとうな道を進もうとするが、夢見たラスベガスへの憧れや大金を失うきっかけになったエピソードとともに、身にしみながら忘れられない快感とか自由を感じてしまっているんだろうな。そして、破天荒というか、身の破滅するタイプのイカサマ師の親友をエドワードノートン。ばりかっこいい。エドワードノートンがね。ワームという刑務所帰りで借金まみれのクソガキなんだけど、凄くかっこいい。主人公のマッドデイモンとリッチな大学生をカモにする時と警察官達とのポーカーに混ぜてもらっている時の2人の演技の中の演技(ポーカーに勝つためのブラフとかイカサマ仕掛ける様)がもう見ててワクワクします。
最後のマッドデイモンの大勝負も見もの。
ヒリっと痛い青春映画
この作品、青春映画ってジャンルに入るのだろうか。
ストーリーは全然違うけど北野武「キッズ・リターン」のヒリっとする痛さと似ている。
この映画観れて良かったと思う。
しがない賭事師役のジョン・タトゥーロがイイ。
格好良く勝つ訳でもなく、生活のために淡々とポーカーをする中年男。
若い者にとっては憧れをいだくような存在ではない。むしろ格好悪い存在。
それでも、プロとしてやってきた矜持を見せるシーンがイイ。
格好悪くても生き延びることが大人なんだっていう事を、夢見る若者に見せる所がイイ。
若者(マット・デイモン)を見守るマーティン・ランドーやファムケ・ヤンセンがイイ。
特にファムケ・ヤンセンは場末の疲れた年上の女をやらせたら右に出る者がいないんじゃないかというぐらいイイ。
そして友人役のエドワード・ノートンがイイ。
借金に追われてどうしようもない男。一人軌道に乗りかけたマット・デイモンを引きづりこもうとする男。
この破れかぶれ感がイイ。夜明けが来なそうな感じがイイ。アメリカ版「麻雀放浪記」的な所がイイ。
希望と絶望が混ざったこの感じ、やっぱり青春映画なんだろうなあ。
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