「キャスト以外何もない」ラウンダーズ うそつきかもめさんの映画レビュー(感想・評価)
キャスト以外何もない
俳優の顔ぶれだけでもすごいメンツで、興味津々だったのですが、見てみるとかなり単調な映画で、最後まで見終えるのがかなりつらい一本でした。
というのも、ポーカーというゲームが、もうひとつ理解できないので、今目の前で繰り広げられている勝負が主人公にとってどうなのか、分からないことの連続だからです。勝ったのか、負けたのか。優勢なのか、劣勢なのか。チップのやり取りはどうなのか。それ以上に、彼らがどこを目指しているのか。見えないことだらけで、感情の動き意外に、ストーリのヤマ場が分かりづらいということです。
マットがナイスガイで、友達が本当に人間のクズで、彼女はギャンブル癖のあるマットを許せなくて、、、という人間のドラマは分かりますが、それ以上どんな展開があるというのか。カードで、勝負に勝つ以外に、この映画の着地点が見えないので、話の展開にも、ひねりのなさにあきれてしまったほどです。
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