「女王の夫」ラヴ・パレイド jarinkochieさんの映画レビュー(感想・評価)
女王の夫
ルビッチ監督の初トーキー映画
フランスの戯曲を脚色
ジャネット・マクドナルドが抜擢され、これで映画デビュー
入浴シーンとかネグリジェ姿とか
豪華だけど露出の多いドレスとか (足が綺麗)
当時にしてはサービスカット満載みたいだけど
なんとなくお洒落で優雅に見える
それから、美術のハンス・ドライアーは
ルビッチの勧めでハリウッドに移ってきて大御所になっていった人みたいだった
冒頭にファッション誌みたいなものが映るが
映画や王室と流行の関係も連想した
「Dream Lover」に「擲弾兵(Grenadiers)の行進」がかぶさってゆく処に
女王の義務と矜持と彼女の側の苦しい立場も感じられる
ルピノ・レーンとリリアン・ロスの歌と踊りが
かなりのインパクト
アフガニスタンの大使も(笑)
芸人として酸いも甘いも噛み分けてきたような
シュヴァリエの存在もやっぱり大きいかな
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