「少しよりたくさん」ライムライト カルヴェロ1952llさんの映画レビュー(感想・評価)
少しよりたくさん
「なぜ死に急ぐ?」
「苦しいのか?」
「苦しみが重要だ、あとは幻想だ」
「意識は何十億年もかかって進化した、君はその奇跡を消そうとする、宇宙全体よりも大切なものを」
「星にも太陽にも意識などない、でも君にはあるんだ」
こうやってこの物語は始まっていく
そう、今ここに私が居ることもすでに奇跡なのだ
遥か昔に何か少しでもボタンのかけ違いがあったなら『今』は存在しないだろう
自ら死を選ぶことも計算済みなのかもしれないが
生きることは何事にも変え難く厳しく辛く美しく尊いものなのだ
「あ〜生きててよかったな〜」と一瞬でも思ったらそれを大切にして大いに喜び満面の笑みをたたえよう
誰かのためでもいい、自分のためでもいい
どうせ必ず死ぬのだから急ぐことはない
我慢し難い苦しみならば逃げ出したってかまわない
逃げることも方法の一つなのだから間違えじゃない
強い人ばかりじゃないのだからかまわない
世間などどうだっていい、今生きていることが素晴らしいのだから
There’s greatness in everyone. But as a crowd, they’re like|a monster without a head that never knows which way|it’s going to turn. It can be prodded in any direction.
「誰にもいいところがある。
ところが、群衆になると、彼らは頭のないモンスターのようにどこへ向かおうしているのかわからなくなる。どっちの方向へも突き動かされる。」
勇気と想像力が乏しいと人は群れたがりいとも簡単に個人の意識とは違った方向へ行ってしまう
自分で選んだ方向だと思い込み皆んなが言っているから私も正義なのだと思い込んで何も疑わず異なる意識の者を非難する、泣こうが叫ぼうが非難の手は緩まない
たぶんそれが生きていく術になっているのだろう、群衆の意識を変えることはより大きな群衆が居ればたやすく寝返るのだからほとんど意味がないのだ
All it needs is courage, imagination and a little dough.
「必要なのは、勇気と、想像力と、そして、少しのお金だけさ」
きっとこの台詞が1番有名ではないでしょうか
少しのお金だけ とは 逆に言えば大きな勇気と多くの想像力と言っているのだと思います
私も自分の意識を強く持ち流されずに少しばかりお金を稼いでいこうと思うばかりです。
つい最近、このレビューにいいね!を頂き読み返したのですが
読み始めから、あれっ?これ俺が書いたんだっけ、ってな感じなんです
思いは変わらないのですがもう二度と書けないレビューなんです
他のレビューを読まれるとお分かりになると思います
毎回全然気がうのですよ
ホントごめんなさい。
物凄く共感します。
一年前のご投稿なので、今、どう思っていらっしゃるのか?分かりませんが、素晴らしいレビューと思いました。僕も貴殿の様なレビューを書きたいと日頃から願っていますが、先ずはいい作品に出会えなくて。あっ!人のせいにしては行けませんね。
フォローさせていただきます。よろしくお願いします。