劇場公開日 1984年9月8日

「男のロマンに溢れた名画ですね」ライトスタッフ koma komaさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0 男のロマンに溢れた名画ですね

2025年3月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、DVD/BD

アポロ13公開時にライトスタッフも見ておいた方が良いと聞き、バイト先のビデオ屋でVHS2本組を借りて一発でハマった映画であります
ソフトも絶版状態の中、中古LDを買った(時代を感じますね)ら4:3の画角で、それでもマイフェイバリットで見まくってたのが
ワイドスクリーン版が出ると言うので購入し直したら記録映像風の再現シーンから最初のX-1が墜落しカラーになった瞬間、画角が4:3からワイドスクリーンサイズに拡がる作りなんですよね
イェーガーが音速を超えた瞬間、画面一杯に映り込むX-1の映像に見慣れた映画が別物に見えて涙した思い出

この映画を見たら次にヒドゥンフィギュアス、トムハンクスのTVシリーズ「人類、月に立つ」、間に月のひつじ、アポロ13を見れば壮大な宇宙開発史サーガが堪能出来るはずです
宇宙飛行士の野口聡一さんの人生を決めたのもこの映画を見たから、とJAXAのブログに書かれてますね。

作中出てくるテストパイロットが集う酒場、ハッピーボトムライディングクラブの女主人のパンチョ・バーンズも女性ながらに偉大なテストパイロットであり、彼女の伝記映画も制作される程の人物だったりします
そして、イェーガーが大卒で無いので宇宙飛行士の選抜対象から外される描写が有りますが
実際にはゼロから有人宇宙飛行船を作るに辺り航空工学系の大学を出た設計、評価の出来る人と言うのが宇宙飛行士の選考基準なのでなんでそれをちゃんと描写しなかったのだろう?とは思います

※イェーガーになった気分を味わうのなら成田空港に併設された航空科学博物館にはXS-1の実物大コクピットが再現され展示されていまして中に入る事が出来ます
コクピットに座るとビルコンティのサントラが脳内を駆け巡りますよ

koma koma
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