「そして、これも愛」ライアンの娘 わしのネタを映画化せいや!さんの映画レビュー(感想・評価)
そして、これも愛
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変わった俳優を集めて変わった愛を描いた。
年が離れていて、しかも賢い旦那が若くて冒険心のある妻の浮気を理解しようとしたり、耐えようとしたり、耐えられなかったり・・妻は浮気しているのに旦那のことも大事みたいで。描きにくいものをスローなテンポを使ってじっくり巧く描き、表現されていた。
長すぎたかも知れないが、3回に分けてみたので全く気にならなかった。
写真がめっちゃ美しかった・・海と砂。その中の人が美しく撮れていた。特に自然に溶け込むマイケルの顔が。多分、狙ってそう撮っているのだと思う。もし、この映画にマイケルがいなかったらどんなにか詰まんなかったことだろう。彼は人間であると同時に自然の一部だ。
クリストファー・ジョーンズは、ジョニーデップと全く区別がつかなかった。
最後のバスが遠ざかっていくシーンがジーンとくる。良い映画だった。
メインのテーマではないが、しっかり描かれているアイルランド人とイングランド人の確執は日本人には実にピントこない。歴史的背景からくるのでしょうか・・?・・こいつら、何をしたいのかと思った。
長すぎるし、大人の話なので若い人は詰まんないか、もしかしたら頭に来るかもしれない。でも、いつかまた観なおしてほしい映画です。公開当時は批評家たちにボロカス言われましたが今はまっとうな評価を受けていますね。
それにしても、私がひっかかるのはやはり夜の能力が・・どうなるのかなぁ・・・・・・・・
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