「素晴らしかった」夜の訪問者 吉泉知彦さんの映画レビュー(感想・評価)
素晴らしかった
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かなり不利な状況なのに、ブロンソンはまったくビビることなく常に冷静であるのは、よほど腕に自信があるのだろうか。医者を連れて山小屋に戻る際に警察のバイクに追われる場面がたっぷりと続く。医者が車に酔わないか心配になる。敵のボスの顔色がどんどん悪くなるのが面白い。ボスの彼女のヒッピー女が殺人の経験をこともなげに話すのが怖い。ラストでは運転違反を警察にとがめられそうになるのがハッピーエンドな感じがしていい。ブロンソンの娘が妻の連れ子であるところや、妻を避けるように仲間とポーカーをしているような暮らしぶりに人間味がある。
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