劇場公開日 1969年6月21日

勇気ある追跡のレビュー・感想・評価

全5件を表示

3.5なかなか弁が立つ娘

2024年8月30日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ジョンウェイン扮する保安官ルースターコグバーンは裁判所に呼び出されていた。父親を殺された娘がルースターのところへ来た。
なかなか弁が立つ娘だな。皆良くしゃべるし。肝心な時に娘が捕まって大変だ。でも見ごたえあったね。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
重

5.0飲んだくれ保安官のジョンウエインが10代の女の子に振り回されるのが...

2023年3月24日
PCから投稿

飲んだくれ保安官のジョンウエインが10代の女の子に振り回されるのが面白い。
ラストのライフルを回しながら馬上で突撃するウエインが見事。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
えいがまん

4.0西部劇は本作を持って一旦終わった

2019年7月19日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

原題の意味は真の西部劇くらいの意味か
砂と気骨をかけている
邦題が意味するのはジョン・ウェインのことではなく、キム・ダービーが演ずる父の仇を追う少女のこと
彼女もまたやり抜く気骨をみせる

カメラが素晴らしい
西部劇といえば砂塵まう砂漠の荒野、モニュメント・バレーの岩山だが、本作では原題に反してそのような光景はあまりなく、美しい緑の自然に覆われた山河だ
それがとても美しく色彩鮮やかに撮られている

ジョン・ウェイン62歳、キム・ダービー22歳、グレン・キャンベル33歳
冒頭の美しい主題歌の歌声はもちろん有名人気歌手のグレン・キャンベル
楽曲も素晴らしい

ジョン・ウェインは黄色いリボンでは44歳で退役直前の老大尉を演じたが、本作では実年齢で老連邦保安官役を演じている

連邦保安官といっても町々の保安官の立ち入れない先住民居留地などで賞金首を捕まえるのが仕事で、実態は賞金稼ぎと大して変わらない

ジョン・ウェインは歳はとってもアクションも演技も存在感も何かも超一流というのを証明してみせている
クライマックスの4対1の対決のカッコいいこと!
馬の手綱を口にくわえ、右手にピストル、左手にショットガンで左右に発射しつつ敵に突入するシーンは圧巻
彼は本作で念願のアカデミー賞主演男優賞を受賞している
長年の功労賞の意味合いもあったかも知れないが本作を観終わったなら当然だと思うはず

自分としてはそれよりもマティ・ロス役のキム・ダービーに魅了された

少女の設定に見合う小柄で華奢
少女の清潔感はあっても性的な魅力はない
美貌の持ち主でもないが、決して不細工ではなく良く見ると愛らしい
少女らしい赤いジャンパードレスの似合うこと!
頭の回転の早い小生意気ではあるが可愛らしい少女役を素晴らしい説得力で演じている
彼女の配役が成功したからこそ、本作が映画として成立していると言って良い

一方グレン・キャンベルはあまり良いところなし
気骨を見せるシーンもあるのだが、ジョン・ウェインとキム・ダービーの引き立て役に終わってしまう
良いところは冒頭の主題歌だけなのは残念
彼の演ずるテキサスレンジャーのラビーフとマティの淡いロマンスを期待したのに、ラストシーンではなんとおじいちゃんのジョン・ウェインが全部持って言ってしまった

つまり若いものにはまだまだ負けんぞ
若い奴は口ばかりで実力も経験も足らない、それなら気骨くらい見せてみろとジョン・ウェインは言っているのだろう

雪の残る谷を馬で駆け下っていくジョン・ウェイン
その後姿にエンドマークが重なる

それは本当の西部劇はこれで終わりというエンドマークに見えた
何故なら老いたジョン・ウェインが帽子を振って別れを告げて皆の前から去って行ってしまったからだ

何故ラストシーンは冬なのか
西部劇があまり製作されない時代になったことを意味しているのではないか
だから監督はラストシーンが冬になるように撮ったのではないだろうか?

本作が西部劇のエンドマークだったのだ
西部劇は本作を持って一旦終わった
70年代に入って製作された西部劇はジョン・ウェインを中心とする伝統の系譜とは違った形のものになっていくのだ
もしかしたらジョン・ウェインへのアカデミー賞は、彼と共に終わろうてしている西部劇そのものにも贈られたものだったのかも知れない

コメントする (0件)
共感した! 0件)
あき240

4.0トゥルーグリットのオリジナル

2015年11月18日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

エンディングが違う(こっちがオリジナルだが)

コメントする (0件)
共感した! 0件)
消されるので公開しない

2.5娘が14歳には見えない

2013年5月25日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

単純

総合50点 ( ストーリー:55点|キャスト:50点|演出:55点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )

 犯罪者を追跡して対決するという、どこにでもあるありふれた西部劇。特にこの作品を観なければならないということはない。
 独自な部分としては、父親を殺されたまだ幼い娘が大きな役割を果たすということ。だが14歳という設定だったと思うが、この娘がどう見ても14歳には見えない。見た目もそうだが、大人相手に法律・弁護士・金という単語を使って一歩もひかない強い交渉能力とか知識とかのために子供には見えなくて、父親が死んでも悲しみを見せることなくたくましく生きて追跡に強引に加わる姿は大人そのもの。気になって調べてみたらこの女優は公開当時22歳だそうで、そりゃ14歳らしい気弱さや幼さが見つかるはずがない。それならばせめて最初から20歳前後くらいの設定でやれば良かったんじゃないのか。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
Cape God