「全米全土をズボンに詰めたような男」ヤンキー・ドゥードゥル・ダンディ jarinkochieさんの映画レビュー(感想・評価)
全米全土をズボンに詰めたような男
第一次世界大戦前に大人気だったジョージ・M・コーハンの伝記映画
彼は『ミュージカルコメディの父』と呼ばれているらしいが
映画の中ではフェイ・テンプルトンのマネージャーが
(スポンサー?)
「全米全土をズボンに詰めたような男」と呼んでいた
コーハンは脚が硬いダンススタイルだったらしく
同じアイルランド系でボードビル出身の
キャグニーの頑張りが感じられた
そしてこの映画は彼の最高傑作とも言われている
同じ頃のアメリカの左翼を描いた「レッズ」を観ていて
当時を知る人が彼のメロディーがすごく流行っていた、と
歌ってくれていたので 観てみた
(レッズの方は「インターナショナル」で盛り上がる)
愛国的な映画で
製作同時期に起きた真珠湾攻撃による熱い思い
みたいなものも感じられるし
キャグニーが共産主義者と疑われ、批判されたのもあって
準プロデューサーの弟の愛国的映画製作への決意らしきものも、うかがえるような出来
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