「「サスペリア(1977)」を思い出させる幻想的な映像美」モデル連続殺人! 2001年ゾンビの旅さんの映画レビュー(感想・評価)
「サスペリア(1977)」を思い出させる幻想的な映像美
この作品は「知りすぎた少女」に続くジャッロ映画である。モデルが次々と惨殺していく物語で、ストーリーとしてはシンプルなものとなっているが、映画はストーリーだけではないのである。
今作の見どころは何といっても映像美。ダリオアルジェント監督の「サスペリア(1977)」のように様々な色の照明を使って幻想的かつ不気味な雰囲気を醸し出し、小道具の赤も血のように際立っている。
「モデル連続殺人」を観ることによって映画は映像、視覚的なものなのだと改めて思い返される作品になっている。
コメントする