「失うものの大きさ」モーリス yuyuさんの映画レビュー(感想・評価)
失うものの大きさ
(2021. 3 リストア版 再鑑賞)
以前見た時はヒュー・グラント美しい、と思った程度。
クライヴにある意味引きずり込まれるモーリス。
でもモーリスと比べると上流階級のクライヴには失うものが多すぎる。
同じようにシティで働くようになったモーリスも失うものの大きさや世間体を気にしてスカダーと衝突もする。
身分の違いがそこに大きく影響している。
最後のクライヴの窓の外を見ているシーン。
彼はモーリスと永遠にプラトニックな関係でいられると、そしてモーリスはずっと自分のことを愛し続けているのだと信じ込んでいたのだと思う。
コメントする