劇場公開日 1997年12月6日

「君も、メン・イン・ブラックで働いてみないか…?」メン・イン・ブラック 近大さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0君も、メン・イン・ブラックで働いてみないか…?

2018年2月14日
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鑑賞方法:DVD/BD、TV地上波、CS/BS/ケーブル、映画館

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思い出しレビュー12本目。
『メン・イン・ブラック』

今見ても全然面白さは色褪せないSFコメディ。
実は地球には、地球人に化けて暮らしているエイリアンがわんさか居る!
そんな彼らを管轄する組織、その名も“メン・イン・ブラック”!

何と言っても、この奇抜な設定!
本部はさながら国際空港のようで、日々様々な星、様々な種族のエイリアンが出入りしている。
目的も観光とか、移住とか、立ち寄っただけとか、現実社会の世界構図を彷彿。
リック・ベイカーのメイク術爆発しまくりの、多種多様なエイリアン! とても一回見ただけじゃ全て把握出来ない数。
著名人の中にも、本当はエイリアンが。人間離れしてるあの人やこの人はやっぱり…!(笑)
いや、アナタがこれまで会ってきた人の中にだって、エイリアンっぽい人、居ませんでした?(笑)
セットやメカや小道具の数々も楽しい! 記憶を消せるあの装置が最高!

ほとんどが温和なエイリアンたち。
だけど勿論、トラブルだって起きる。
そんな時出動するのが、彼ら“メン・イン・ブラック”!
ご近所トラブル的な些細な問題から出産の手伝い、時には凶悪エイリアンの地球侵略防止まで。
メン・イン・ブラックの仕事は、ユニークでハードだぜ!

そんなメン・イン・ブラックの仕事は、“ベスト・オブ・ザ・ベスト”な肩書きだけではやっていけない。
大胆不敵さ、冷静な判断力、少々の変わり者気質も必要。
NYPDのジェームズが、MIBのベテラン・エージェント、Kにスカウトされる所から話が始まる。
二人のやり取り、トミー・リー・ジョーンズとウィル・スミスのコンビネーションが最高!
美貌の検死官リンダ・フィオレンティーノが華を添え、凶悪ゴギブリエイリアン役のヴィンセント・ドノフリオの怪演が、笑っちゃうくらい強烈!

笑いや危機を織り交ぜ、ジェームズがMIBエージェント、Jとして成長していく様もしっかり描かれている。
また、老いたエージェントの身の引き…。星が綺麗だ。

世界観も展開も主題歌も全てノリノリ!
エイリアン・トラブルは、彼らに任せろ!

現時点で3作目まで作られたが、やっぱりまたカムバックしてほしいと思うね。

近大
かいりさんのコメント
2020年5月4日

2020年代ですと、ロック様やステイサムも怪しいですね。

かいり