「歴史のミッションポッシブルの努力はまゆつば。」ミッション マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
歴史のミッションポッシブルの努力はまゆつば。
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先ずは完全なフィクションで、歴史ではない。史実はこう言った植民地政策と覇権争いがあった事だけ。
封切りで見た。
最初の「階段落ち」ならぬ命をかけたであろう「滝落ち」だけが頭に残っていた。エンリオ・モリコーネ音楽の代表作の様に言われるが、場違いな音楽に聞こえるが。
2回目の鑑賞だが、だいたいストーリーは知っていたので、余り期待していなかった。結果は思っていた通り。
歴史的には西洋の同化政策の為にイエズス会はあったわけであり、ここでのポルトガルとスペインの争いは覇権争いに過ぎず、原住民の命を守るなどと言う行動はない。つまり、登場人物も宣教師の行動も全てフィクションである。
英語を喋っているので、調べたら英国人の「キリングフィールド」の演出家と知る。兄が弟を殺す件などを見ると、描かれた事は、大航海時代後の植民地主義に立つ宗主者側のキリスト教的解釈に過ぎない。
2022年に先の教皇がカナダで起きた同化政策による原住民の犠牲者に対して謝罪すると言う事をしている。それを知ってこの映画はみるべきだあ。
追記
この頃迄は、少女の裸体を躊躇なく晒していた。しかし、日本では1988年の夏、つまり昭和の終わりにとんでもない事件が起きてしまう。そんな事もあったので、自主規制が進む。が姿を隠しただけで、昭和100年の今でもそれは存在する。そんな事を思い出した。
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