ミスティック・ピザのレビュー・感想・評価
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男目線な人情劇は良いが、ピザ窯は何処にあるんだ。
ベトナム、タイでアイスコーヒーを頼んだら、
『アイスコーヒーって何ですか?』って顔された事がある。
アイスコーヒーを飲むのは米国と韓国と日本だけだそうだ。
さて、この映画に登場するピザ屋だが、手を使って食べている。だがしかし、本場(多分、イタリア)はナイフとホークを使って食べるそうだ。また、テーブルの上にはトマトケチャップ、Tabasc◯は載っていないそうだ。まだ、イタリアへ言った事がないので、確信は持てないが、ナボリピザの称号を持つ世界のピザ屋では、手で食べさせてはくれない。ナイフとホークである。つまり、米国人や日本人が考える程、ジャンクフードでは無いと言う事だ。
さて、この映画でのこの娘たちを差別する目は、アメリカの保守的な民主党支持者の差別を露見させているのだと思う。リベラルを装っても、この程度なのだ。
まぁ、精一杯のフェミニストな男目線なのだろうが、ありきたりな人情劇に留まっている。
座布団見たいなピザは美味くない。ピザトーストと勘違いをしている。米国人は。
しかし、ジュリアン・ロバーツって、米国人好みのお顔をしていたのかね。
ワクワク感
ストーリーはベタな恋愛ものでしたが、80年代のワクワクな空気が楽しめました。男性がキザなのも当時の流行りでしょうか。確かトレンディドラマもこんな感じだった気がします。やはり、3人の女性の中でもジュリア・ロバーツが輝いてました。
3人の青春を描く物語
デイジーが初めてポルシェの彼氏の豪邸に招かれたとき、両親はいなく電気もついていなかった。ローソクだけでのデート。デイジーは靴や服を少しずつ脱いで、跡を辿ってきてと言い、両親の寝室へ・・・なかなか印象的なシーンだ。もしや、キャサリンが言ってたように本当にあばずれだったのか?
ジョジョとビル(ヴィンセント・ドノフリオ)は結婚が延期になったとはいえ、かなりイチャついていた。店のトイレで何をしていたのやら・・・である。やりたいだけのジョジョにビルは愛想をつかし・・・といった展開。
まだ大学生になる前のキャサリンは妻子ある男ティムに惚れてしまったが、それを姉のデイジーが諌める。奥さんが仕事でイギリスに行ってるだけなんだから、離婚するなんてことないわよ!といった具合に。だけど、ついに二人はベッドイン。家へ帰ると、奥さんが戻ってきていて、結局は失恋。喧嘩までしたけど、キャサリンを慰めるデイジーにほのぼの・・・
3人の恋愛模様も結局はミスティック・ピザの女主人レオナにいいところを持って行かれた。極秘のソース・レシピと、TVでグルメ通信のおっさんが店にやってきて、絶品の4つ星との評価を受けたのだ。そして子どもがいないレオナ夫婦がキャサリンに学費を渡すところでまたもやほのぼの。デイジーもチャーリーとの関係を修復したようだし、めでたしめでたし!である。
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