「菊とバット」ミスター・ベースボール　みつまる。さんの映画レビュー（感想・評価）

我らが健さんが中日ドラゴンズ時代の星野仙一監督をモデルにしたような、熱血漢のプロ野球監督を演じているのが本作の唯一の見どころでした。
しかし、野球映画が大好きなのに自分の気持ちは一向に熱くなって来ない。
プロ野球ではあり得ないような奇妙な練習方法を見せられたせいだろうか。
それとも主人公である元メジャーリーガーの助っ人ガイジンに、それほど魅力が感じられなかったせいだろうか。
彼が日本にやって来た真の目的は花嫁探しだったのか、とも思えるし。
本作の脚本に『ハンガー・ゲーム』のゲイリー・ロス監督が関わっていたのはちょっと意外だったかも。