劇場公開日 1991年2月16日

「オタクをこじらせるとこうなる」ミザリー オレさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5オタクをこじらせるとこうなる

2016年5月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

雪山の別荘で執筆活動に励んでいた人気作家が事故を起こし、No.1のファンだと自称する女性に介護してもらうホラー映画。

まず画の感じが怖いシャイニングっぽさを感じた。
そしてキャシーベイツ。表情がすでに不安定ですごく怖い笑。表情力がすごいなと思った笑ってるんだけどすぐさま癇癪を起こしそうな気配がものすごく出てた。
たぶんこういう人は結構いるただアニーの場合は現代でいうオタクとメンヘラを兼ね備えているため、相当タチが悪いと思う笑。
大好きなミザリーを(小説上で)殺された怒りに震え、さも当たり前かのように続編を書かせ、その出来栄えに大喜びし、興奮した様子で感想を語る姿は、映画と音楽を語る自分とそっくり笑。あんまり話す機会がなくてたまに人と自分の好きなことを喋るとああなるんですねわかります笑

この続編書かせる件で、アニーが決して自分の希望通りの話にさせるんじゃなくて、ポールの描く物語を楽しみにしてて、ホントにファンなんだなと感じた。
その大好きな作品の作家のことも好きになる気持ちはわからんでもないけど結ばれそうにないから殺すって思考回路はわからんこの辺りがメンヘラっぽかったなぁ笑。

そして何よりもこの映画を見て感じることは足がああああああああああああああ!!!!!!

人間は怖い。そう感じる映画。

オレ