「アイムNo.1ファン」ミザリー うたまるまるさんの映画レビュー(感想・評価)
アイムNo.1ファン
今だったらストーカーと一言で片付けてしまうところかもしれませんが…
熱狂的なファンがあるきっかけから狂気を剥き出しにし、小説家を監禁の上、小説の続編を自分の好みのように書き下ろすことを強要する、というストーリー。
統合失調症、躁鬱、メンヘラなどの言葉が一般的に使われてきた現代だからこそ見て欲しい作品です。
慈悲深く、愛情深くポールに接したかと思えば子供のように駄々をこねる一面も。かたや狂気を剥き出しに残酷で冷徹な面を見せるアニー。
彼女の行いは狂気と切り捨てていいのか、それとも愛情なのか。
アカデミー女優、キャシーベイツの怪演は見事の一言。
主演のジェームズカーンも動きが制限されるなか、表情一つ動き一つで現在の状態を見事に表します。
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