「究極の狂気とは?」まぼろしの市街戦 シネマディクトさんの映画レビュー(感想・評価)
究極の狂気とは?
50年以上前に、こんなカルト作が作られたことにびっくりです。戦争で無人となった街に愛すべき狂人たちが彷徨うシーンは、不条理でありながら色彩に溢れて美しく幻想的です。それだけに、最後の英独軍の不毛で愚かな戦闘の結末は衝撃的です。狂人たちですら夢から醒めて絶望してしまう戦争の狂気に、改めて強烈な風刺を感じました。
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50年以上前に、こんなカルト作が作られたことにびっくりです。戦争で無人となった街に愛すべき狂人たちが彷徨うシーンは、不条理でありながら色彩に溢れて美しく幻想的です。それだけに、最後の英独軍の不毛で愚かな戦闘の結末は衝撃的です。狂人たちですら夢から醒めて絶望してしまう戦争の狂気に、改めて強烈な風刺を感じました。