「50年以上前のシネマスターたち…」招かれざる客 ゆ~きちさんの映画レビュー(感想・評価)
50年以上前のシネマスターたち…
たまたまテレビでやっていた作品、こちらのサイトでレビューをチェックしたら、なかなかの高評価だったので、最後まで鑑賞しました。
ストーリーよりも、この作品にまつわるエピソードも色々興味深いのですが、まさか1967年公開の作品だったとは!とても美しいカラー作品だったので、古さを全く感じませんでした。
カナダに来てもうすぐ2年、今だに働くたびにチクチク感じる人種差別的、透明な存在だと感じる瞬間。
無視をされるくらいなら特にやり返したりしないのですが、どうせ日本人なら英語わかんないだろうと思われて、たまに嫌味を言われることもあるので、最近は黙ってないで "Why are you so mean?" と言い返すようになりましたw
黙って反論したい気持ちをグッと飲み込んでも、こちらでは大して美徳ではなく、「アジア人ナメんな!」というプライドは忘れずにいたいものです。
今だに人種差別は存在するのだから、50年以上前の白人と黒人の結婚だなんてどれだけ珍しいことだろうと思います。
割とシンプルな英語だし、最近の作品と違って役者さんの発音が美しくてセリフは聞き取りやすいのですが、日本語字幕がなかったので、お母さん同士の会話や、最後のお父さんの長いスピーチには、どんなニュアンスで翻訳されたか知りたかったです。
時代のせいか「ニグロ」という言葉を何回か使っていて、なんだかんだRacism の根深さは感じましたけどね。
kazz さん、お返事ありがとうございました。
日本人女性はそこまで嫌われてはいないのですが、イメージとしては料理が美味しくて、家事を黙って何でもやるような、結局メイドみたいな感覚かもですw
昔は面食いな時期もありましたが、こちらへ来て性格の悪いイケメンをたくさん見て、人間は顔じゃないとつくづく思いましたwww
カナダは移民先進国のイメージですね。
カップルとなると、価値観とか生活習慣とかが近い方がいいですから、同じ人種同士がほとんどなのは頷けます。
大事なのは、他人を人種問わず尊重することだと思いますね。
ゆ〜きちさんは、周囲にいろんな人種や国の人たちがいらっしゃるのでしょうね。羨ましいです。
kazz さん、お返事ありがとうございました。
アメリカもそうですが、カナダは移民を受け入れて豊かになったような、移民政策が成功した国かと思われますが、それでもやはり同じ人種同士のカップルがほとんどです。
ただ、私も日本食がダメな人とは暮らせないですwww😝
さすがに現代は異人種間の結婚を違法としている州はありませんが、人種問題はまだまだなくなっていませんからね。
昔、日本人の人種差別意識は島国だからだと言われていました。
20〜30年前、日本は単一民族と発言して問題になった大臣がいたくらいです。
でも、「人種のるつぼ」と言われたアメリカにも人種差別は根強くあるんですよね。
残念です
kazz さん、こちらこそコメントありがとうございました。
さすがアカデミーと言いますか、「それでも夜は明ける」とか、「ムーンライト」とか、え?と思うような受賞ですが、たとえ地味な作品であっても、オスカーを取ったからこそ見ようと思いますもんね。このパイオニア作品で世論が変わるとよかったのに…と思います。
ゆ〜きちさん、コメントありがとうございます。
この映画の公開時期を想像すると、人種差別反対は叫ばれていだけれど、因習にとらわれた人々も少なくなかったのでしょうね。
アカデミー脚本賞を受賞していますから、作品が訴える意義は評価されていたと思います。
マサシさん、お返事ありがとうございました。
ララランドの時でしたか!それじゃ世界中から人が集まったことでしょう。素敵なシーンでしたからね。なかなかいい思い出だったのでは?羨ましい限りです。
僕が行ったのが土曜日で、グリフィス天文台が長蛇で、みんな「ラ・ラ・ランド」の話題を囁いていたので、ミーハーだなぁって思いました。僕が一番ミーハーなんですけどね。もっとも、グリフィス天文台は僕に取っては「理由なき反抗」でしたが。
光陽さん、こちらこそいつも勉強させていただいております。
昔留学した頃はあまり差別を感じませんでしたが、中国人を嫌っている層が一定数いて、日本人は一緒くたにされがちです😩…
Mr.C.B.2さん、コメントありがとうございました。
本当に色々ご存知ですねw 最近、ギャングみたいな黒人はあまり見ませんが、シドニーはかなり品がありましたね!
ゆ~きちさん、いつもどうもありがとうございます!
あまり海外の方と接することがないので分からないのですが、いまだに人種差別を感じることってまたまだ多いものなんですね?
シドニー・ポワチェは、いつもエリートですよね。「夜の大捜査線」でもエリート刑事でした(黒人だから不審者(殺人犯人)と間違われる)。でもポワチエは、白人のジョアンナ・シムカス(あ、知らないか?)と結婚しましたからね。