「アイ・アム・ジョージ・フロムリー」マッドボンバー kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
アイ・アム・ジョージ・フロムリー
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レイプ犯人が爆弾テロリストを目撃しているはずだとして、一人ミネリ警部補が違った捜査を行う。なんとそれが功を奏して犯人フロムリーがモンタージュ写真によって爆弾魔の顔を詳細に描く。
ゴミを捨てただけで男に因縁をつけるドーン。女子大生が妊娠したとかいう話を聞いて学校で爆破。横断歩道を渡ろうとしてるとき、車が左折することを許さないドーンは車のキーを抜き取りゴミ箱に捨てる。自分の価値観に合わない者に対する怒りは相当なエゴイストぶりを発揮する。
そんなユニークなキャラを描きながらも、ストーリーは淡々と進み、まるでスペシャル番組の再現ドラマを描いているようだ。ミネリ警部も執拗にレイプ犯を追うし、次々と爆弾テロを仕掛けるドーンは世直しをしている気分で全く悪気がない男。レイプ魔フロムリーに至っては「弁護士を呼べ」を連発する割には自分の釈放されると知って警察に協力するも、いざ釈放されるとなると妻のヌード写真で変態行為に及ぶ・・・。あぁ、奇人変人大集合。
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