劇場公開日 1990年4月20日

マグノリアの花たちのレビュー・感想・評価

全13件を表示

4.0何故か「おみおくりの作法」と「サラの鍵」が思い出され…

2025年9月14日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

「愛と喝采の日々」「グッバイガール」の
ハーバート・ロス監督の作品で、
キネマ旬報ベストテンでは第22位という評価
だったものの、
いずれも女性の選考委員3名が
ベストワン作品として推していたことに
興味がそそられての初鑑賞に。

正直なところ、中盤近くまでの
“ハレ”の場面ながらも淡々とした展開で、
エンディングは娘が出産を契機として
命を失うか、
あるいは逆にハッピーエンドなのかな、
との底浅い想像から、途中で鑑賞を
止めようかと思ったほどだった。
しかし、糖尿病の娘は、早々に無事出産して
更なる先に先に進む予想外の展開になった。

そして、娘の糖尿病体質の問題という
シビアな問題の中での出産の場面辺りから
それまで伏線を張っていた女性陣の関係が
深まると共に作品の世界に引き込まれ、
最後まで興味深く観ることが出来た。

この作品、特異なのは、
一部に、“死~葬儀”というマイナス的要素
の場面こそはあるが、
“結婚式~クリスマス~出産
~ハロウィン~イースター”
という、“ケ”的な日常生活描写のほぼ無い
“ハレ”の場面だけでストーリーを繋ぐ構成
には大変驚かされた。
そんな中、
娘の棺の前での5人の姿には、
世話をした人とされた側は逆なのだが
「おみおくりの作法」を、
また、子供が産まれたら、母親に対し、
亡くなった娘の名前を付けると告げる
結婚して妊娠した美容師の発言には
「サラの鍵」が思い出され、
登場人物の、口は悪いけれども
心根の優しさに支えられた友情に
目頭が熱くなった。

この作品、主要な登場人物が女性で、
主に女性に支持された作品のようだが、
男女の区別無く、人間賛歌を感じられる
映画ではないだろうか。

さて、感動覚めやらぬ内にと予定した
「愛と喝采の日々」と「グッバイガール」
のハーバート・ロス作品の再鑑賞では、
登場人物のどんな心優しさを感じられるか、
楽しみになった。

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KENZO一級建築士事務所

3.0面白いけどラストは?

2025年9月6日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

単純

配信(BS)で録画視聴。
海外ドラマ風の作品だが、なかなか面白かった。コメディっぽかった気がした。ただ、終盤〜ラストのシーンはちょっと突っ込みを入れたい程無理筋。ジュリア・ロバーツが若い!

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ナベさん

5.0おもろい(マグノリアの花たち)

2025年9月2日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

笑える

幸せ

ダリル・ハンナ可愛い❤ブレードランナーで好きになって追っかけてるけど64になった今でも大好き❤180センチ程の長身も好き♥(マグノリアの花たち)おもろい映画です♪25.9.2(火)BS NHK放送

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江戸鬱怒

3.0退屈だった

2024年10月24日
PCから投稿

日常的部分が長いのが この映画の売りであろう
しかし私は非日常的なものが見たいのでひたすら 退屈なシーンが長すぎた
結末とか メッセージとか ・・・まあ 映画ですわ

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KIDOLOHKEN

3.5新婦が糖尿病

2024年6月23日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

サリーフィールド扮するマリンの娘ジュリアロバーツ扮するシェルビーが結婚しようとしていたのでふたりで美容院へセットに行った。でもシェルビーは糖尿病だった。
やっぱりジュリアロバーツは華があるね。パッと画面が明るくなるね。それにしても新婦が糖尿病ではこまっちゃうな。

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重

3.5アメリカ南部のシンボル

2022年11月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

凄いキャストですね…女性陣はブレイク前のジュリア・ロバーツからシャーリー・マクレーンまで、男性陣もトム・スケリット(個人的には最後までバイパーにしか見えないが)にサム・シェパード、これだけのキャストを纏めるだけでも大変そうだ。
物語はネタバレなしに観たので、まぁまぁの衝撃展開『えっ、そうなるの?』母娘の絆や女性達の友情を明るくも悲しくも描く内容。

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Iwarenkon

4.5いつ見ても大好きな作品✨

2021年3月8日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

楽しい

最初に見たのは1990年位だったと思います。
自分も出産して間もなかったので、ジュリア・ロバーツ演じる若い妊婦さんに共感しつつも、糖尿病の恐ろしさを知った映画でもありました。
今はむしろ母親役のサリー・フィールドの気持ちが分かる年齢になり、あらためて見てまたもや号泣。
折しも自粛期間中なので、こんな小さな田舎町でコロナになったら大変だろうなぁ・・・なんて事も考えましたが、やはり熱量が高くて年中騒がしい隣人たちに囲まれていると癒される哀しみもあるのだろうな、と。
そしてこの家族にとってそれは幸せな環境なのだろうな・・・と思い胸に染みました。
やはり大好きな映画です。

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ジリオロッソ

3.0糖尿病の恐ろしさを知った・・・

2020年8月26日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 実力派女優の饗宴という雰囲気。特にジュリア・ロバーツの低血糖ショックのシーンは凄まじかった(実際の発作はどんなのか知らないけど・・・)。舞台はアメリカ南部、カントリーミュージックがガンガンかかる。

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kossy

5.0美しいルイジアナの四季が巡る中で、世の中を回しているのは女性なのだ、ということをしみじみと思わせてくれる大好きな映画。

2019年5月18日
Androidアプリから投稿

①原題通り本当に強い(steelな)のは男ではなく女性、世界を、世代を継いで行くのは女性だということを、笑いと涙の中でほのぼのと描いている大好きな映画。
②生命維持装置が止まり命が消えていく娘の手を握り続ける母親役のサリー・フィールド。葬儀の後、その時の感情を独白する台詞が白眉。『steelの様に強い筈の男たち(父親・夫)はあの娘(こ)の死を直面できなくて出ていったけれど、あの娘が私の中から出てきた時と、あの娘が私の手の中から去っていく時と、あの娘と一緒に居られた私はなんて幸せな女なのかしらと思った』。とても哀しいけれどとても強い言葉。男には到底感じられない世界だろうけど。
③娘の葬儀のあと抑えていた悲しみ・怒りをついに爆発させた母親、この涙のシーンから笑いのシーンへと転じさせる演出・演技も素晴らしい。悪友であるオリンピア・デュカキスとシャーリー・マクレーンとの掛け合い漫才のような演技は映画のあちこちで見られるが、ここは特に息がピタリとあった好演で笑わずにはいられない。実人生でもあるあるな場面だけれども、普通は気まずくてどうしたら良いか途方にくれるのもの。

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もーさん

3.5愛と、町と、友人と

2019年3月16日
iPhoneアプリから投稿

ストーリーはすごく単純なのに
考えさせられる内容。

誰がを失って、こんなにもバッドエンドではない
終わり方はあまりない。

ファッションや、セリフ、そして女優たち
ユニークで、温かみがあり、人間らしい。

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Ayaka

4.0楽しく悲しく、そして美しい彼女達の日常

2017年11月18日
PCから投稿

アメリカのとある町、女性たちが今日もかしまし。

原作劇が美容院の密室劇であり、彼女たちの日常を描いた作品。きっと、世界のどこかで毎日、同じような事は起きているのだろう。それくらい特別な事は発生しない。でも彼女たちは日々を頑張って、不条理な事があっても、支え合って笑って生きている。
そんな何でも無い作品だけれど、泣けて、頑張ろうと思える。きっと自分達の生活に直結していて、劇中の彼女に励まされるからだろう。
映画は特別な事を描かなくても十分に面白いと再認識できる作品。

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awahira

5.0予想外

2016年8月6日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

泣ける

悲しい

なにも知らずに観たら、予想外でした。
家族って有難い。人生は巡る。
観る価値あり。

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ケイト

3.0涙に暮れてしまう時もあるけれど。

2016年6月14日
フィーチャーフォンから投稿

笑える

悲しい

幸せ

全然笑ってられない時にでも…人生はお構いなしにどんどん進んで行く。

最初観た時には(つまらない)としか感じなかったけど、今観ると良い映画だなぁ。と感じる。

嫌われ者(いえいえ愛されキャラなんです)の叔母さんに、ビンタを喰らわしたあの子は、きっと天才よ♪笑

お婆さん二人ぼっちでのイストリゲームも、何だか本当に笑えてくる可笑しさ。

誰だって明るくいたくても、全然笑えないどころか、どうしようもない悲しみに暮れてしまう時がある。(生きてれば当たり前。)

そんな時には、無理に明るくいる必要なんてないんだ。

そのうちきっと、また笑える日が必ず来るから、人生を止めないで気長にのんびり行こうよ♪

そんな映画に思えた。

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おりこう
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