ボルケーノのレビュー・感想・評価
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恐ろしくイライラする作品
肯定的に捉えられるところがほとんどない。作り手の浅すぎる考証に開いた口が塞がらない。評価できるのは「エンタメ作品だからいいだろ?」という開き直りくらい。知的で聡明な人物は一人もおらず、唯一状況の説明役たる学者は地質学者(…)。とにかく登場人物の行動や対応、全てにイライラしっぱなし。
これを肯定的に見られた方はよほど心が広いのでしょう。
マックス、食え!
中々の迫力、いやかなりの迫力があった。迫り来る溶岩から逃げ惑う人々、被災者を懸命に救おうとする医師達、それぞれの持ち場でそれぞれのベストを尽くそうする緊急災害チーム、そして意外だった地下鉄での人命救助、お約束の家族愛、2時間にも満たない上映時間で見事に完結している脚本、全てが見応えあって最後までハラハラドキドキ出来た。もっと評価されて良い映画だねコレ。災害が発生した時、人種やカラーは関係ない、助けたいという思いが大切なんだ!という当たり前だけど当たり前じゃない簡単な事を映画化した内容でした。「皆んながママ、皆んな同じ顔してる!」
決して他人事ではない恐怖‼️
火山が噴火する映画はたくさんありますが、今作が恐ろしいのはロサンゼルスの大都会を舞台としてる事‼️それに尽きます‼️地下のマグマ活動が活発になり、街の大通りを溶岩が流れたり、ビルが大火災を起こしたり、地下鉄にマグマが流れ込んだり、巨大なショッピングモールが大爆発したりと、ミニチュアとCGを駆使した迫力の映像は今観てもスゴい‼️トミー・リー・ジョーンズやアン・ヘッシュの活躍は定石通りで面白くもなんともないんですけど・・・‼️ただ地震大国である日本に住んでる我々としては、観ていて不安になるジャンルですね‼️
パニック映画としてよくできている作品
設定は荒唐無稽かもしれないが、火山とより身近に暮らしている日本人からすると、充分にハラハラドキドキさせられた。例えば、かつてのタワーリングインフェルノなどに連なるパニック映画として、よくできている作品だと思う。
90年代の映画でありながら黒人差別の問題の取り上げ方や、アジア系の女医を重要な役割に据えるなどの目配りが押し付けがましくなく、好印象。同時に、災害が起きると、掠奪が発生する状況をわざわざ描いているところにも、製作者のメッセージを感じる。
ただ、主人公のトミー・リー・ジョーンズ演じる局長が、何の局長なのかよくわからず、どうしてあんなに権限があるんだろうというところに引っ張られてしまった。どうやら、危機管理室ということらしいけど…。
ボルケーノで検索すると、日本火山学会のHPで、とても真面目に、質問に対する答えとして解説が書かれており、面白かった。
興味のある方は、そちらも是非。
BS日テレにて視聴
経験したことがない未曾有の災害に立ち向かう人たちのチームワークや自...
経験したことがない未曾有の災害に立ち向かう人たちのチームワークや自己犠牲に胸打たれるパニック映画。
もっと古い作品やと勘違いしてたので普通に携帯とか出てきて驚いた。
ミニチュアを使った特撮に味があっていい。
今時CGで何でも作れてしまうし。
アン・ヘッシュ印象的やったし調べてみたら自動車事故で亡くなってた。
合掌。
トミー・リー・ジョーンズでなくても・・・ でも今でも見入ってしまうんだから、すごい
1997年公開という古ーい作品ですが
何度もテレビ放映されている人気映画です
それは25年たっても未だ、色褪せない特撮と臨場感たっぷりの演出のせいでしょう
ただ、さすがに冷静に見れば危機管理局のオジサンがえらい細かい事まで口出ししたり、たいして意味の無い事をやって喝采をあびたり
それにいかにも見せ場のためのやらせがくさかったりします
それになぜ、主役がトミー・リー・ジョーンズみたいな地味なオッサンなのかも不思議です
パニック映画のヒーロー物なら、もっとカッコいい二枚目や筋骨隆々とした歯が真っ白な兄ちゃんでも良かったのにね
今でこそ大スターだけれど、不思議なので彼について調べると面白い事が書いてあった
デビューが、あの”ある愛の詩”で主人公のあのライアン・オニールのルームメートの役だったんだ
オマケに顔がいかつすぎると酷評されていたとか😅
可哀想だけどちょっと笑ってしまいましたが
役者は個性やなぁとシミジミ思います
そして、花を添えてくれていた美しいアン・ヘッシュが今年(2022年)、自動車事故のため
53歳で亡くなってしまいました
”6デイズ/7ナイツ”でハリソン・フォードと共演していたのがなつかしい
ご冥福をお祈りします
ロスの市街地で火山が
突然、ロサンゼルスの市街地で火山が活動、大量の溶岩を流し始める。
主人公(トミー・リー・ジョーンズ)たちが、この溶岩流から街を以下に救うのかがドラマとなる。
地下鉄に溶岩が流れ込むシーンは大迫力で、理屈抜きで楽しめた。
ディザスターパニック。今見るジャンルではなかった。だって放送してた...
ディザスターパニック。今見るジャンルではなかった。だって放送してたんだ(言い訳)
溶岩に立ち向かう危機管理局局長。演じるは珈琲おじさん、トミー・リー。そのリーダーシップぶりは大いに見応えあり。結果、人間が勝って街は救われた。的な内容となっているが…
いやいや絶対無理。5回は死んでますぜ(笑)人間は自然の前には無力なのです。あんな状況、もはや逃げるのみです。街などどうでもいいのです。まあ、これは映画なので。
忌まわしい阪神大震災が思い出された。そして今のコロナの状況も。無謀な闘いに挑んでいるような気がして凹む。目に見えない分、溶岩よりもより厄介なのかも知れない。一体終息はいつになるのだろう。
これのせいで今でも溶岩が怖い
まだ私が小学生にも満たない歳の時にテレビで見た作品。
人間を跡形も無く飲み込んでいく描写は幼子だった私に溶岩へのトラウマを植え付けるには充分だった。
溶岩のCGが良くできており、物体に接触した時の形の変化や噴出している際に生じる飛沫とかよく観察して作り上げたんだなと見てて感じた。実写素材とも上手く馴染ませており嘘っぽさがあまり感じられない。年代を考えるとかなり上出来。流体オブジェクトフェチには是非ともオススメしたい。
個人的には地下鉄の人命救助シーンが好き。
力を合わせて街を守るシーンに感動です。
ロサンゼルスで発生した噴火と溶岩の流出に奔走する、「緊急事態管理局局長」の主人公を描く物語。
トミー・リー・ジョーンズ主演のパニック映画です。迫力、緊迫感ともに申し分なく楽しく鑑賞することができました。
「噴火による溶岩の流出を食い止める」。人間の力でギリギリ出来る範囲の災害、その災害に対して主人公を中心とした人々が必死に対応します。
パニック物でも、2012年やデイアフタートゥモローなどの場合、人間の力ではなんとも出来ず、結局逃げ回るだけだったりします。
それはそれで面白いのですが、やはり人間が力を結集して街を守るってストーリーの方が素敵です。
また、主人公が防災のリーダーで、「たまたま現場に居合わせた」って設定も良いです。現場の緊迫感と、全体の災害の悲惨さと対応。両方を無理なく映せたと思います。
ただ、あり得ないシーンがあったのも事実です。特にクライマックスはかなり盛り過ぎた感があります。もう少し現実的なシーンの方が、より緊迫感を味わうことが出来たのではないでしょうか?
マグマは約1000度のはず、、、
だが案外至近距離のままストーリーは進む。自然の驚異はこの程度では到底済まないと思うが、実際に大都市から噴火が起きたと仮定した映画で、お馴染みのトミー・リー・ジョーンズが、大活躍で見事な指導力で危機を乗り切る。
本っっ当にツッコミどころが満載だが、CGでのマグマの表現も当時にしては素晴らしく、20年以上昔の映画としてはかなり頑張っている。
皆が何となく異変を感じつつも、利益や正常性バイアスで見て見ぬ振り。この人々を緊急事態管理局局長のマイクが、熱意と行動力で皆を動かしていく。娘のケリーの成長していく姿も◯。
ツッコミどころは誤字脱字レベルなので、目くじら立てずに楽しめれば。
ラジー賞公共物破損賞ノミネート
娘は一体何歳なんだ?甘えッ子のようでもあり、鼻ピアスするとツッパったり。
溶岩や火山弾、実際には見たこともない映像をよく創造できたものだ。運河に溶岩が流れるように爆発させるとか面白い発想だな。あり得ない中でも、アン・ヘッシュの表情は良かった。
犬は死なない
総合70点 ( ストーリー:60点|キャスト:70点|演出:75点|ビジュアル:80点|音楽:65点 )
炎に溶岩に落ちてくる火山岩があり、溶岩に包まれてなす術もなく残酷な形で死んでいく人々の姿に緊迫感と迫力があった。勇敢に人を助けようと命懸けで行動しても、大自然の脅威の前に人間は無力だった。溶岩は熱すぎるので、触れると火傷ではなく燃えるのが怖い。特に後半は物語としては粗い部分も都合の良い部分もあるが、迫り来る恐怖が観られたので楽しめた。
ところで映画『トラブル・イン・ハリウッド』によると、映画には関係者の間でこういう格言がある。「犬を殺してはいけない」である。劇中で犬が死ぬと視聴者が感情を害して評価と売上が下がる傾向があるから。この映画も人は死ぬのに犬はあの災害の中で死ななかった。ここは演出が甘いな。
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