北北西に進路を取れのレビュー・感想・評価
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何で『ナイフ』なんだ?と気が付けばこの作品の品格が理解出来る。
飛行機とラシュモア山しか印象に残らなかった。いやいや、そんな事無い。
少なくとも、あのジョージ・ロイ・ヒルの映画よりは遥かに優れている。
凄く分かりやすい。台詞がはっきりしている。そして、話の流れがダレない。
やはり、ヒッチコックは職人だと思う。
二回目の鑑賞でこの作品の凄さが理解出来た。
ツッコミどころはあるけど、そこそこ楽しめる作品
何かの映画のレビューを見ていた時に「巻き込まれ型サスペンスの元祖」と名前を挙げられていた作品。評価も非常に高く、結構期待して鑑賞いたしました。
結論。面白かったが……物足りない!!!
やはり60年も前の作品だから映像演出もチープに感じてしまいますし、ストーリーもイマイチ盛り上がらない。命を狙われているような緊迫感のある場面でも主人公が危機感のない軽口を叩くもんだから、緊迫感が感じられない。
確かに2時間を越える上映時間でも飽きずに最後まで観られましたが、少し物足りなさを感じました。
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広告会社を経営するロジャー(ケイリー・グラント)は、たまたま同じ場所に居合わせてしまったことで「キャプラン」という人物と勘違いされ、謎の組織から命を狙われることとなってしまった。
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たまたまそこに居合わせただけの一般人が巨大な陰謀に巻き込まれていく。これが所謂「巻き込まれ型サスペンス」。今でこそ使い古されたプロットですが、当時は画期的なストーリーでした。多分。
私が過去に鑑賞した映画にもジョニー・デップ主演の「ニックオブタイム」という巻き込まれ型サスペンス映画がありましたが、どうも私はこのタイプの作品は苦手らしいと「北北西に進路を取れ」を鑑賞して気がつきました。
「ニックオブタイム」でも気になった点ですが、「何故主人公が巻き込まれたのか」という理由付けが甘いんですよ。今作でもホテルのラウンジにいた人ごみの中で、何故か最初からロジャーのことをキャプランだと決め付けて誘拐しますし、ロジャーが「俺はキャプランじゃない、誰かと勘違いしていないか」と説明しているのに「そんな嘘は通用しないぞ」と聞く耳持たないし。もしもキャプランがロジャーと顔が瓜二つだとか同じ服を着ていたとかなら理解できるんですけど、そういうわけでもないし。細かいところで「何で?」って思う場面が散見されて、いまいちストーリーが素直に飲み込めないような感じです。
多分、あんまり細かいところを気にして観る映画じゃないと思います。当時としては斬新だった「巻き込まれ系サスペンス」というプロットと、爆発あり、カーチェイスあり、ラシュモア山での逃走劇ありのド迫力の映像を楽しむ映画です。
しかし、今となっては「巻き込まれ型サスペンス」というプロットが今作よりも洗練された映画がたくさんありますし、現代の映像技術の迫力は60年前とは比べ物になりません。
時代の流れと共に、名作映画の魅力が相対的に落ちてきているように私は感じました。
An Alfred Hitchcock's very classic suspense film
Assuming by the title North by Northwest , it really sounds and looks like a war film but it's not at all . This is kind of a suspense film with some tricks in the hands of Alfred Hitchcock and as you may know if you have seen some of his films , most of his films are very weird and sometimes come to an end remaining ambiguous ,whereas this is the one of his films which gradually reveals the vague facts with some clues that the people in the film give us . So after watching that , nothing vague probably wouldn't remain in your mind . My favourite scene of the film is when the ad executive Roger is chased by the mini plane and sprints as fast as he can to avoid being killed . That scene is the most exciting part for me . Have fun and hope you'll enjoy this
あの『007』もモデルにした名作
マッチケースに書かれたメッセージ、電車の中でヒロインとすれ違う時にぶつかる、など今ではよく見る光景も『北北西に進路を取れ』が最初と言われています。
そして、あの『007 ロシアより愛をこめて』でジェームズ・ボンドがヘリコプターに襲われるという名シーンは、この作品の主演ケイリー・グラントが農薬散布機に襲われるシーンを基にしています。
このように、『北北西に進路を取れ』は後の作品たちに多大な影響を与えているのです。
全てのシーンが壮大に仕上がっていて、まさにヒッチコックの集大成とも言える作品です。
まあまあ面白い
白黒の戦争映画だと思っていたので、全然違ってびっくりした。主人公の男は拉致されたり、相当深刻に命を狙われているのに、非常に肝が据わっていて、元特殊部隊かなにかなのかと思えるほどであったが、最後まで普通のサラリーマンと主張していた。
本人がビビッておらず、いろいろと迷いはするのだが、謎ときに熱心だったため、あんまりドキドキしなかった。ヒロインは薄幸そうな顔だった。
FBIか何かに、主人公は重要人物として設定され、マフィア的な人らに命を狙われていたのだが、それが結局なんだったのか意味が分からなかった。けっこうぼんやりしていて、おっちょこちょいな印象があった。
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