劇場公開日 1997年1月25日

僕のボーガスのレビュー・感想・評価

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3.0手品と交通事故

2018年12月6日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 ネズミを消すマジックの練習に夢中のアルバート(オスメント)。ママ、ロレインを待つ楽しさから一転、悲しい交通事故が起こる(このシーンがとても衝撃的・・・悲しすぎる)。手品師アントワーヌも父親よりも父親らしくて爽やか。オスメント坊やの演技が最高なのです。しかし、サーカスで育った彼の引き取り手は、遺言書のためロレインが一緒に里親の元で育ったハリエット(ウーピー)だった。

 アルバートにしか見えないボーガス。現実的な愚痴や仕事に追われるハリエットは彼らの会話がアルバートの独り言にしか聞こえない。よくある子どもの想像力。子供嫌いなハリエットには対応の仕方がわからない。前半はウーピー・ゴールドバーグもピッタリの役だったけど、家出という事件が起きても表情が変わらない彼女はミスキャストだったであろうか。ハシゴの上から手を差し伸べる彼女を見ると、怖くて落ちちゃうかもしれないし・・・(笑)。手品をするオスメント坊やは最高だし、ボーガスがドパルデューなのも笑える。

 ボーガスとは「にせの」という意味。想像上の人間だというぴったりのネーミングだ。

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kossy