ホールド・オン・ミー

劇場公開日:

解説

白血病に侵された青年と、彼の最後の思い出作りのための旅に出た2人の親友の姿をコミカルなタッチで描いたハートフルな青春ドラマ。監督は「ポリスアカデミー」シリーズの製作者として知られるニール・イズラエル。製作は「ベイビー・トーク」のジョナサン・D・クレインとケント・ベイトマンの共同。脚本はポール・W・シャピロ、撮影はジェームズ・ヘイマン、音楽はデイヴィッド・キティがそれぞれ担当。主演は「ヒッチャー」のC・トーマス・ハウエル、「バーニーズ あぶない!?ウィークエンド」のジョナサン・シルヴァーマン、「サティスファクション」ジェーソン・ベイトマン、「ゴーストバスターズ」のアニー・ポッツ。

1992年製作/アメリカ
原題または英題:Hold on Me
配給:パック・イン・ビデオ
劇場公開日:1994年6月17日

ストーリー

幼なじみのフィル(ジェーソン・ベイトマン)、ジーン(C・トーマス・ハウエル)、ロブ(ジョナサン・シルヴァーマン)の3人は、高校卒業後それぞれの道を進み、離れ離れになっていたが、フィルが婚約パーティを開くのを機に、久しぶりに再会した。すぐに昔に帰って、ア・カペラで見事なコーラスをキメる3人。しかしフィルの婚約は嘘で、彼は骨髄性白血病に冒されており残り少ない時間を親友たちと過ごしたいと2人を呼んだのだった。ジーンとロブは彼の心に打たれ、3人で思い出を作ろうと、少年時代からの憧れだったカリフォルニアへ車で向かう旅に出発した。彼らはことさら陽気に振る舞い、楽しい時を過ごす。途中、旅先で出会った気さくなウエイトレスのメアリー(アニー・ポッツ)が一行に加わる。彼女は一端はロブと恋仲になるが、ラスベガスでフィルと結婚式を挙げる。やがてフィルは次第に衰弱していく。フィルの葬儀の日、沈み込んだジーンとロブに、メアリーは1本のビデオを見せる。それは死の直前にフィルが残したもので、画面の彼は親友たちに感謝の気持ちと生きることの大切さを語る。ジーンとロブ、メアリーは深い感動に包まれた。

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