「40年ぶりに二回目の鑑賞。ネタバレする訳にはいかないね。」望郷(1937) マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
40年ぶりに二回目の鑑賞。ネタバレする訳にはいかないね。
クリックして本文を読む
『あ~俺は腐り切っている。お前は俺みたいな男が好きなのか?』
『二人でいたいだけさ。くさってなんかいないよ。』
空っぽの瓶を見つめて
『俺と同じで空っぽだ』こんな奴に『そうだね』なんて言えば、どうなるか。
まぁ、男も女も間違える訳だから、男も女も空っぽなんだろうが。
この映画の良い所は、格好良いようで、格好悪い所だと思う。
カスバしか生きられない男が、宗主国のフランスに『望郷の念』を間違って持ってしまう。そんな軽薄な自信過剰さが、男の性なんだろうね。
カスバをフランスがこう描き、ユダヤ系イタリア人が『アルジェの戦い』で真実を描き、フランスの思い上がりから開放する。さて
1937年の事。1962年がアルジェリアの独立なので、まだまだ、フランスの植民地は25年も続く。
ペペ・ル・モコは結局逮捕されて、20年の刑に処せられる。良かったんじゃない。カスバから出られる。いやいや、空っぽな男の判断。間違って、南米ギアナの孤島へ流刑されたかもね。
そうなんだ。最後まで良く見てなかった。ネタバレする訳にはいかないね。カッコ悪すぎるし、カッコ悪すぎて、何が言いたいの?
兎に角、フランス人ってこんな奴等ばかりなのかね。因みに、ワールドカップフランス代表のジダンは、アルジェリア出身のベルベル系フランス人。
コメントする