「これは単なるアクション映画ではない」ベン・ハー(1959) 蘇我馬子さんの映画レビュー(感想・評価)
これは単なるアクション映画ではない
昔、テレビで見たことはあったが 映画館で見たのは初めて。長かったけど飽きることはなかった。この映画は単なるアクションではなく 、キリスト礼賛 というテーマ がむしろ主であると思われる。 キリスト教に全く興味のない人や キリスト教が嫌いな人でも、アクション部分だけでも 見応えは十分にある。でも信者でない自分でも、奇跡により生きる勇気を得るシーンや憎しみを克服するシーンは胸に迫ってくるものがあった。CG もなく 映像技術も今ほど発達してない 1959年にこんなスケールの大きな映画ができたことに脱帽、音楽も良い、まさに名作。
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