「キリストの話」ベン・ハー(1959) kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)
キリストの話
サブタイトルにもあった「キリストの話」。劇中にはイエスともキリストとも名前が一度も出てこないし、後姿しか登場しない。炎天下、鎖で繋がれた奴隷ジュダのもとへ水を汲んでくれる男が登場し、ここで既に全てを予感させ、「生かしてくれたこと」や「復讐心」という心理的伏線を提供してくれる。
キリスト教の「奇跡」の扱いは大げさでもなく、無宗教の者でも納得がいく。戦車競技もさることながら、その後の母と妹の隠遁生活と「息子に会いたくない」という台詞に心打たれます。奴隷船の描写は、何度観ても『スパルタカス』と混同してしまう・・・41号、3年なんですよね。
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momo8さんのコメント
2020年4月13日
コメありがとう。この映画をスクリーンで観れたのはラッキーでした。疫病が流行ると、かの時代にも隔離していたのですね…今日はオフ。天変地異か?家にいます(笑)録画の君に読む物語を観てます。kossyさんもご自愛下さいm(_ _)m