「This is the day. Vi va! キリスト教」ベン・ハー(1959) アキ爺さんの映画レビュー(感想・評価)
This is the day. Vi va! キリスト教
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映画好きの端くれとして名作と言われてる昔の映画もたまには観るようにしているのですが・・・本作も観るのがしんどかったです。昔の映画だから仕方ないのですが古臭い演技や演出って不自然過ぎて観てて辛いです。更に無駄に長い!余裕でもう1時間は削れるでしょうに。
そして、宗教色が鼻に付きます。最後のキリストさんが死んで病気が治った描写は思わず笑ってしまいました。マジないわ~。ガレー船の戦闘シーンが明らかにおもちゃだったのも「古いから仕方ないよね」と思えたのですが、何故だか奇跡がおきて病気が治るとかキリスト教推しの展開に失笑しか起きませんでした。キリスト教徒でもない人間の視点から観ると「これだけダラダラやってそんなオチかい!」っとツッコミの1つも入れたくなります。
見所のはずの戦車戦もCGもなくカメラも大きかった時代に頑張って撮ったんだろうなぁっとは思いましたが、そんなに言うほど迫力ないです。一応4Kテレビであり、5.1チャンネルスピーカーで家庭で映画を観るには良い方の環境だとは思いますが、それでもあまり迫力は感じられませんでした。そして、意外とアッサリ終わります。
やっぱり映画って公開された時代に生きていたからこそ楽しめるもんだよなぁって事を改めて感じた作品でした。もし若い方でこの作品にチャレンジしようと思ってる方がいたら「映画好きを名乗るための苦行」と覚悟して観る事をオススメします。
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