「苦しい」ペパーミント・キャンディー ツネさんの映画レビュー(感想・評価)
苦しい
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・タイトルのペパーミントキャンディだけが、主人公にとって唯一の良い思い出の象徴で、とても寂しくなった。それが、韓国ではどういう位置付けの物なのかわからないけれど、多分、安価な駄菓子とかそういう感じな気がする。それが、最初に悲しみの象徴にかわり、どうなるのかなと思ったら、幸せの予感の象徴へと戻った。とはいえ、そういうのがあるだけ羨ましくなった。
・タイムリープのような事なのか、そうではないのか、そう見なくていいのか、少しわからなかったけれど、とにかく、運命というか人生ってこういう事だよなって気持ちになった。良い人生を目指して、どう転ぶがわからないっていうのか、、、。
・主人公のキムの変わってから戻るまでっていう普通とは違う反対の変化が、何か新鮮だった。
・キムは結局、誰かを殺したのだろうか、そして、新たに始まったと思われるラストから人生は美しいと実感できる人生を歩んでいるのだろうかと想像を掻き立てられる。
・若い時の判断というのか、それが悉く悪い方へ展開していっているような展開で確かに、若い時の漠然としたものって全然外れているから共感しかない。若い時にこの人が最高の人だろうと結婚するも浮気してるシーンと若い時に恋してるシーンとか、色々なシーンがリアルで複雑な気持ちになる。色々、見落としてる気がするけど、そういう話が多かった気がした。
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