「職務放棄」ヘカテ 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
職務放棄
赴任先での足りないものは情婦と余裕綽々な語り口、出会った女に狂わされ全ては嫉妬からくる被害妄想か、序盤とラストに1942年のベルンと表示され物語の中心になる場所は終盤にセリフで一度だけペルーだと分かる、男女の情事に耽る様子を上品で優雅なタッチで描かれる展開が続き後半から映像を含めて難解になる要素を感じながら、雰囲気がベルトルッチの『暗殺のオペラ』とは気のせいか??
ファスビンダーの『天使の影』を監督したダニエル・シュミット、そんな理由で難しく構えて鑑賞したが思いのほか観やすいメロドラマだった!?
コメントする