プレデターのレビュー・感想・評価
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暑い年にやって来る悪魔
プレデター・シリーズ第1作。
Ultra HD Blu-rayで6回目の鑑賞(吹替【玄田哲章版】)。
生きたまま皮を剥ぐ残酷さ。光学迷彩を使用し、音も無く忍び寄る不気味さ。己を磨き続けるストイックさ。
そして、ただ狩るだけじゃない。相手を真の戦士だと認めた時、正々堂々向かい合う精神に好感を抱きました。
鬱蒼としたジャングルにおいて、ただの獲物となったコマンド部隊。プレデターとの凄惨な死闘は圧巻の一言でした。
次々血祭りに上げられていく仲間たち。しかし敵の姿は見えず。これ以上の恐怖があろうか。いや、無いでしょう。
圧倒的な戦闘能力で襲い掛かるプレデターに対して、たったひとり生き残ったシュワちゃんは孤立無援の戦いを決意。
体中に泥を塗って赤外線スコープを無効化し、様々な罠を張り巡らしてバトルエリアを形成。いざ壮絶な最終決戦へ!
あまりの迫力とハラハラに手に汗握りました。
[余談1]
御尊顔のインパクトたるや、さすがのシュワちゃんもドン引き。「なんと醜い顔なんだ!」なんて言っちゃダメ!(笑)。
[余談2]
見事にキャラ立ちした部隊のメンバーを見ていると、「ザ・ハリウッド映画だなぁ…」と云う安心感が得られました。
何度観ても、ハリウッドのアクション映画の高揚感をこれでもかと味わうことが出来る名作だと、改めて思いました。
[以降の鑑賞記録]
2019/11/17:Ultra HD Blu-ray(吹替【玄田哲章版】)
2023/10/28:Ultra HD Blu-ray(吹替【玄田哲章版】)
※修正(2023/10/28)
目に見えない敵と戦う恐怖が良い
目に見えない敵と戦う恐怖が良い。ただし、ひとりの敵と戦うだけで2時間の映画を作るため、かなり間延びした展開になっている。前半は延々と無関係の話が続く。もっとテンポよく、心情的に作れば、感情移入しやすかった。
私はエイリアン派だが
「エイリアン」に比べればB級感がある本作だが、アーノルド・シュワルツェネッガー主演で、ジャングルで超ハイテク技術を持つ正体不明の化け物と戦うなんて、男子なら大興奮間違いなしの映画だろう。プレデターは1人、決して宇宙船が攻めてくるなどの派手なシーンは無いが、身体を透明にし、カモフラージュをすることができるなどの装備で十分にハイテク技術のある相手だとすぐに分かる。それでも屈強な男達が立ち向かう様は格好良く、感情移入できるシーンもきちんと用意されている。
また、プレデターは儀式やしきたりなどを大切にしているエイリアンであり、素手で戦おうとする相手には素手でその戦いに挑む。ただ単に「知性」だけではない素晴らしい種だと思う。マスクを取るとおぞましい顔だが、プレデターの考えや行動はなかなか好きだ。
現在は様々なタイプのエイリアンが様々な方法で地球にやってくるが、個人的に87年製作の本作だけが唯一と言ってもいい程敵であるエイリアンに好意を抱いてしまっている。
今は技術も進んで最新作が製作されているが、こうやって第1作が良すぎると後が大変だろう。制作陣も様々な工夫を施すが、やはり最初のインパクトに勝るものは無いと思う。
この作品にはまってた時期があり、何回も鑑賞してた ジャングルでシュ...
この作品にはまってた時期があり、何回も鑑賞してた
ジャングルでシュワちゃんの部隊をプレデターが殺していくのは惨かったなー
あとプレデターの素顔が始めて鑑賞したときグロくてひびったっけ❗️
小学生のときだからなー
男の子の好きなもの、詰め込み。
エイリアンとは違い、優れた文明を持ち、自分で考え罠も見破るプレデターにはもう人類もお手上げだ!と、何度も諦めました。
罠を作るシーンが多く、引きこまれます。
ストーリーもキレイに進んでいくので見やすく分かりやすかったです。
火薬、筋肉、血、地球外生命体、見たこともない武器、アナログな罠。
男の子がわくわくするには充分過ぎるのではないでしょうか。
爽快なSFアクション
プレデター+シュワルツェネッガーのコンビは最高です。今観るとCG等はチープですが、そこも味が出ていて良いですね。
「エイリアン」「プレデター」はSFクリーチャーの代表格だと思っていますが、まさに未来に残していくべき名作です。
「エイリアン」は気持ち悪いクリーチャーとして描かれていますが、「プレデター」の方は同じエイリアンにも関わらず、どこか人間的というか、文化や伝統等がしっかりとしていて知的な存在です。
もちろん、「エイリアン」も大変高等な生物ですが。
シュワルツェネッガー氏のムキムキボディーを拝みつつ、後半の肉弾戦は脳裏に焼き付きます。
武器が無くなってしまったシュワちゃんに対し、自ら武器を捨てるプレデターにも脱帽。
何度も観てます。
ちなみに、何故か3D版の本作のBlu-rayが発売されています。
マッチョVSプレデター、最高
シュワルツェネッガー!軍隊!マッチョ!爆発!銃撃!血みどろ!プレデター!!!
という夢のような映画。
ラストバトルの殴り合いはなんかショボかったが、本当に出し惜しみなくバンバン爆発したり銃撃ったり人が残虐に殺されるというサービス満点のいい映画だった。
相手の趣味で狩られる人間の感じる恐怖
総合:90点
ストーリー: 90
キャスト: 90
演出: 90
ビジュアル: 75
音楽: 65
恐怖映画としてまず面白い。正体もわからないし何が起きているのかわからない。最初は敵ゲリラの仕業だと思っていたくらいだから。
その見えざる敵との戦いという活劇映画としてまた楽しめる。そしてどうも相手が只者でないことに気がついたとき、一流の兵士たちが恐怖を感じながらも猶立ち向かう姿がまたしびれる。この状況でもまだシュワちゃんはじめとしてみんな勇敢で雄雄しい。
そしてこの作品で感心したのが、敵の設定。もしも人間が猛獣狩りを楽しむように、人間狩りを遊びで楽しむ生き物がいたら? そしてそれが人間よりも強いだけでなく知能が高くより高度な文明をもっていたら? ここの敵は、怪物が意味も無く襲ってきたり猛獣が食べようと襲ってきたり宇宙人が侵略しようと襲ってくるのではない。必ずしも必要の無い殺しをただ楽しむために、彼らから見て下等生物の安っぽい命を奪うのである。
生物の頂点に立ち、狩をしても狩られることがなかった人間。時々猛獣に襲われ死人が出たとしても、基本的に武器を持った人間よりも強い生き物、まして賢い生き物は存在しない。それが人が一般に想像する高知能な高等生物とは似ていない、ただグロいだけのどちらかと言えば下等な外見を伴って現れるのがいい意味で期待を裏切る。そして高度な知性をもっているのに、見た目どおり思いっきり残酷行為を楽しむ生物という点では裏切らないのだ。
そんな相手の趣味というか遊びで襲われ殺されるという恐怖を教えてくれる映画でもある。私も必要も無くアフリカあたりに行って猛獣狩りなんかしないことにしようと思います。
いやぁスッキリ
まず、最初の握手のシーン。
シュワちゃんの筋肉が半端なかった。
結局、最後は1人で戦うことになるけど最後は無事勝利。
結果的にシュワちゃんと女以外、みんな死んじゃったわけだけれどもそれはそれでベタじゃなくて良い。
昔の映画だけど余計な話が出てこなくて純粋に戦闘シーンを楽しめた。
良いですねー。
この時代の映画ってどれも新しいキャラクターやストーリーが多くてどれを見ても楽しめました。この作品も、すばらしい出来でしたね。今となってはエイリアンと対決していますが、プレデターVS人(場所:ジャングル)の緊迫感に勝るものはありません。
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