ブルー・イン・ザ・フェイスのレビュー・感想・評価
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ヤメられないよ、煙草は
大好きな町と薫る煙がモクモクと愛煙家や人々が語るブルックリン愛とタバコの事など。
ドキュメンタリーとインタビューを交えて演じる役者たちの世間話と痴話喧嘩をいわゆる駄話が繰り広げられる群像?劇。
同じスタッフ、キャストの「スモーク」を想像して観てしまうと拍子抜けしてしまうかも!?
個人的にはL・リードやJ・ルーリーとジャームッシュが出演しているだけでアガる。
左に二つ腕時計を付けている感じとかツッコミたくもなるが格好良い。
あれだけで"マドンナ"って贅沢。
ハーヴェイ・カイテルをこの映画で知った
だーーーいすきな映画です。サントラCDも買いました。いつ見たんだろう?なんでこの映画にたどり着いたんだろう?全然覚えてない。
サントラ、久し振りに聞いてます。踊りたくなる!「スモーク」は一応ストーリーがある。一方、この映画はエッセイというか、カイテル中心に色んな人の生活や姿がパッチワークで描かれるキャンバスかな、かっこいい音楽付きの。とにかく音楽いい‼️スモークも好きだけれど、私はこっちの方が好きです。こういうアメリカの街なら、行ってみたいな。
おまけ
とても久しぶりにまたサントラ聞いてます。いろんな言語が素敵、音楽素敵、踊れる、踊る!私はカイテルと縁がある!と勝手に思って幸せ!(2024.04.26. )
「コーヒー&シガレッツ」と一緒に観てください
C&Cをレンタルして観た後、偶然にも本作がCSで放映されていました。ジャームッシュ監督も出演しています。ちなみに本作は喫煙家なら絶対好きになる「スモーク」という作品の続編のような作品です。
舞台となっている街はNYのブルックリン。わたくしもここに2回ほど行ったことがあります。最近のNYではここが文化・芸術の中心となっていると、当時バックパックでこの街に一か月滞在した時に教えられました。確かにすごく面白かったです。
本作は、そんなブルックリンでわたくしが観た光景・空気・人々を見事に再現しています。物語的な内容はどちらかと言うとつけて足したようなもので、フォーカスが当てられているのは、ブルックリンに暮らす人々と、時代の変遷とともにその生活が変わろうとしている現実というけっこう骨太な設定。
その日常は毎日がちょっとした乱痴気騒ぎで、笑いがあってどこか心暖まる。こういう緩和剤映画を観ると、日本の都会で暮らしているうちに自分が小さくなてきているような感覚がします。
ニューヨークという街は、貨幣というものが発明されて以降、人々をそれまでの規範から自由にした最大のモデル都市なのでしょう。そしてこの街は煙草やコーヒー、お酒が本当に似合う場所です。
いつかこの街に住みたいです。
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