劇場公開日 1985年2月9日

プリンス パープル・レインのレビュー・感想・評価

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2.0PPV(プリンス・プロモ・ビデオ)

2020年3月29日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

単純

2016年に死去したロック・シンガー、プリンスの自伝的音楽映画。1984年の作品。主演もプリンス自ら。
恥ずかしながら、名前を聞いた事あるぐらいしか知らず…。
毎度お馴染みWikipediaで簡単に調べてみたら、多くのヒット曲や世界累計1億枚以上のアルバムを売り上げ、音楽界に多大な足跡を残し、黒人層のみならず白人層にも熱狂的なファンを持つ、カリスマ的なミュージシャン。映画との関係は本作やティム・バートンの『バットマン』への主題歌提供など。
劇中彩るアカデミー編曲賞を受賞した楽曲は確かにイイ。タイトルにもなっている『パープル・レイン』は絶品。
イイのだ、音楽だけは…。

音楽伝記映画としては超ステレオタイプ。
主人公のサクセス、家族との確執、恋人との関係…。
どうしてミュージシャンはこうも似たり寄ったり?
事実なのだから仕方ないが…、脚色されているとは言え、本当にこんな半生なの??
良く言っても、PV。高揚感満点のクライマックスのライヴシーン以外、映画としては新味や面白味に欠ける。
プリンスの演技もお世辞にも…。そして何故かずっとステージ衣装のような格好。
改めて思うと、『ボヘミアン・ラプソディ』もステレオタイプであったにせよ、メリハリあり、映画として圧巻の出来だったなぁ、と。

ファンには堪らない大傑作なのだろうが…、
まあ、プリンスの事を少しだけでも知れただけでも。

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近大