フリー・ウィリーのレビュー・感想・評価
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普通かな
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主人公の少年は母親に捨てられ施設で育ち、グレていた。
いつか母が迎えに来ると信じる中、里親が見つかり引き取られる。
そこでシャチのウィリーと知り合った。
ショーのために購入されたのだが、人に懐かず芸をしないシャチだった。
しかし不思議と少年の言う事は聞き、ショーに出ることになる。
ところが本番では言う事を聞かず、大失敗。
ならば、とシャチの所有者は保険金殺鯱を目論む。
それに気付いた少年と里親らは協力してシャチを海に逃がす。
これをきっかけに、少年と里親らの間に絆が生まれる。
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まあ普通の面白さやった。嫁は面白くないと言ってた。
動物を慈しむ心がない、血の通わない人間やと弐輔に言われてた(場)
驚くべき後日談
わんぱくフリッパーなどでイルカと少年の物語は昔から大人気、本作はイルカでなくシャチですが少年になつくところは一緒ですね。
猟師に捕獲され遊園地に売られたシャチのウィリーは芸をしないので金儲け主義の園長に殺されそうになるところをジェシー少年と飼育係のランドロフたちが助け、海に返すといううお話。
孤児院から逃げたジェシー少年たちは盗み食いの日々、このままでは犯罪者への道をまっしぐらと言うところを優しい人々やウィリーとの出会いで立ち直る、まさにアニマルセラピー効果満点というところでしょう。
ウィリーを演じたのはケイコと言う名のオスのシャチ、1979年、3歳の時アイスランド近海で捕獲されたそうです。なぜケイコなんて付けたのかは定かではないですが元は日本に売られる予定だったところからでしょう、メキシコの遊園地に居たところをプロデューサーに見いだされ出演となりました。
驚いたのは後日談、本作が上映後、子供たちからケイコを海に返そうというフリー・ケイコ運動が起き、多額の募金が寄せられ海に戻されたそうです。
ウィリーは続編もつくられていますがそちらはCGやアニマトロニクスの模型撮影。
ジェシー少年の笑顔が愛くるしい
親の愛に恵まれず育ったジェシーが、心優しい里親に引き取られ、シャチのウィリーとの交流を通し、徐々に心を開いていく。
ジェシーを演じたジェイソン・ジェームズ・リクターの未だ幼さの残る表情と、素直になれず生意気な言葉を返してしまう姿がなんとも言えず愛らしい。
ラストのジェシーの表情に泣けた。
人間に翻弄されたシャチ、ウィリー役のケイコ(オス)の生涯が余りに切ない。
テレ東を録画にて鑑賞 (吹替版)
Salana Ayun lasis. 子供と動物。鉄板のジュブナイル。
こどもの日なのでジュブナイル映画を。子供の頃以来ン十年ぶりに鑑賞しました。冒頭からシャチの姿をメッチャ綺麗に撮ってありますね。大海原を悠々と泳ぐシャチの姿って美しいです。エンドロールもシャチづくしでした。今は亡きマイケル・ジャクソンの歌声も作品とマッチしています。
でも、主人公の子供ってこんなに生意気だったんだ!大人になって初めて気が付く視点です。落書きとか普通に迷惑💦というか、最後のウィリーを勝手に海に逃がすのも犯罪に近いような…水族館の経営側としては芸は失敗するわ、シャチは逃がされるわで損失が大きい。いや、そんな野暮な事言うなよって話なんですけどね。
というわけで子供の頃のように純粋に観れなくなっている自分に気が付きました。子供と動物で鉄板のコンテンツなのですが、子供の頃のみ楽しむ事が許される作品だったのではないでしょうか?
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