「What do you know about a death? リアルなベトナム戦争。これは凄かった。」プラトーン アキ爺さんの映画レビュー(感想・評価)
What do you know about a death? リアルなベトナム戦争。これは凄かった。
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古い映画だしたいして面白くないだろうけど、「午前10時の映画祭」であるし有名作品だから一応観ておくかぁぐらいの気持ちで観に行った「プラトーン」。いやいや、これは凄かった!ホント衝撃でした。
先ずジャングルの中で蟻に噛まれたりする所からリアルです。こりゃ実体験がないとなかなか思い付かない演出ですよね。でも、ベトナム戦争実体験ってオリバー・ストーンっていくつやねんっと思って調べてみたら70歳越えてました。けっこういってんだなぁ。
話を映画に戻すと戦争でおかしくなっていく人間模様もまたリアルなんですよね。思うんですけど、戦争状態の時って人が簡単に死んでいく訳で、命の価値も軽く思えてくるのではないでしょうか?だから「あいつ生意気だから殺してやろう」という発想になって、実際バーンズはエリアスを殺してしまったのかなと。人間どういう状態にも慣れてくるといいますが、戦争の状況でも慣れてしまうものなんでしょうね。そして、中東とかでは今もそんな状況だったりするのでしょうか。
出演陣ではチャーリー・シーンが流石に若い!何となく悪いイメージしかない俳優さんですが、当時はまだ純粋そうです。そしてエイリスを演じたウィレム・デフォー!まだ顔にあまりシワがない!凄く悪人顔なのに本作では良心でした。あ、フォレスト・ウォーカーもいる。え、ジョニデもいたんだ!?
古いし観た後鬱になりそうだしで何となく敬遠していた本作ですが、これは観て良かったと思える作品でした。
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