ブラインド・フューリー
劇場公開日:1990年2月17日
解説
三隅研次監督の「座頭市血煙り街道」(67)を下敷きに、友人を救うため麻薬組織に戦いを挑む盲目の元ヴェトナム兵士の姿を描くアクション。製作はダニエル・グロニックとティム・マティソン、監督はフィリップ・ノイス、脚本はチャールズ・ロバート・カーンズ、撮影はドン・バージェスが担当。出演はルトガー・ハウアー、テレンス・オクィンほか。
1989年製作/アメリカ
原題または英題:Blind Fury
配給:トライスター映画=コロムビア・トライ・スター
劇場公開日:1990年2月17日
ストーリー
ヴェトナム戦争で視力を失なったニック・パーカー(ルトガー・ハウアー)はアメリカに帰り、かつての戦友フランク(テレンス・オクィン)を訪ねるが、フランクは麻薬組織のドン・マクレディ(ノーブル・ウィリンガム)に捕らえられており、その手先によりフランクの妻リンはニックの眼の前で殺された。たった1人残された息子のビリー(ブランドン・コール)を連れ、ニックはフランクの元へ向かう。フランクのいる街で彼のガールフレンドだというアニー(リサ・ブロント)に出会い、ビリーを預け、激しい戦いの末フランクを救出するが、今度はアニーとビリーが連れ去られていた。ニックはヴェトナムで得た長剣の扱いを武器に、フランクと共に敵のアジトに乗り込んだ。そして戦いの末、敵を倒しアニーとビリーを無事救出する。やっと心が通い合ってきたニックとビリーだったが、2人はそれぞれ別の道をゆくのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- フィリップ・ノイス
- 脚本
- チャールズ・ロバート・カーンズ
- 原作戯曲
- Ryozo Kasahara
- 原案
- チャールズ・ロバート・カーンズ
- 製作総指揮
- ロバート・W・コート
- デビッド・マッデン
- 製作
- ダニエル・グロドニック
- ティム・マシスン
- 撮影
- ドン・バージェス
- 音楽
- J・ピーター・ロビンソン
- 字幕
- 菊地浩司