「戦場も、感情もリアル」プライベート・ライアン kame-pukupukuさんの映画レビュー(感想・評価)
戦場も、感情もリアル
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テレビ録画で鑑賞しました。
以前から気になっていましたが、BSで放送したものを録画で鑑賞しました。
第2次世界大戦の戦争物だということは見る前から何となく知っていましたが、そういうストーリーだったのか、という感じです。
兄3人が戦死したことから、末弟を戦場から探し出し、本国に帰国させるという命令を受けた大尉とその隊、というストーリー。アメリカ軍だったからできた指令だな、と見ているときには思っていましたが、アメリカには実際にそういう制度(ソウル・サバイバー・ポリシー)があるんですね、知らなかったです。
最初の30分から戦争の悲惨さが描かれていて、上陸用舟艇(?)でそもそも撃たれる映像とか、結構な衝撃を受けました。その後も戦闘シーンはいくつも出てきますが本当にどのシーンも、死と隣り合わせの空気感がビンビンと感じられました。
ライアンという1人の兵士を探し出すために、敵がいる戦地に赴くという指令に対して、隊員たちの葛藤や絆は至極当然なもので、それを必要以上に表現することがなく自然に描かれていたので、自分としてはとても見やすかったです。
もし映画館で上映することがあったら、一度劇場で見たいな、と思いました。
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