「映画は時代を表す」フットルース 星組さんの映画レビュー(感想・評価)
映画は時代を表す
前半の2〜30分はB級の青春ドラマのようだ。
能天気な転校生、同じく能天気な在校生、特に牧師に娘の行動は常軌を逸していた。
チャラい前半を通り抜けると、それぞれの家庭の問題点が浮かび上がって来る。個々の問題点は大きく深い傷と言える。それでもハツラツとした高校生活を送る彼らと父兄たち。終盤に向かい皆、一皮剥けた人間になっていた。
中盤から終盤にかけての人間、これが前半から有れば、もっと心打つ物語になっていたのでは、と思ってしまう。
軽薄な部分は、青春や若さで納得してしまって良いのか。映画は時代を表す。1984年はMTV全盛の時代、ある意味これで良いのだと思うのが普通か。
音楽や若い情熱の魔法や
魅力的では無い登場人物
それも要因だったのか。
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