劇場公開日 2021年5月14日

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不思議惑星キン・ザ・ザのレビュー・感想・評価

全43件中、21~40件目を表示

4.0引き込まれる

2021年5月19日
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シュールと言えばシュールだが、格差社会や価値あるものの物々交換、嘘や裏切りなどは、地球でも異星でも変わらない。

気が付けば終わっていた。あっという間の2時間でした。

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Oyster Boy

3.0気が付くと引き込まれている

2021年5月18日
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ああ、カルト人気ってこういうことね、と納得しました。
とってもシュール。
見た目は、異星から地球人が帰ってくる旧い平凡な冒険SFの体ではあるが。
理不尽な命令がないと生きていけない階級社会、金ではなく物(しかも燃料や化学物質)が価値がある…
たぶんロシア人優位で、グルジア(現ジョージア)などの編入された従属国の人との格差もネタにしている感じで。
数年後に崩壊する1980年代半ばのソ連で、経済、政治ともぐちゃぐちゃになっていた当時の社会事情を反映したような異星人社会。
そこで繰り広げられる、裏切りに次ぐ裏切り。
殺伐とした「マッドマックス的」展開をしているにもかかわらず、おっさんたちのヌル~~~~~~いコントで、緊張感ゼロ。
つまらんなぁと思いながらも、時に笑えて、時に泣けて。
気が付くと引き込まれてる、不思議な仕上がりでした。
あの「ク~~~!」って間抜けな挨拶が、すべてをどうでもよくしているのかもしれません。

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コージィ日本犬

4.0【ソ連という惑星、キン・ザ ・ザ 】

2021年5月18日
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この作品が作られたのはソ連経済が行き詰まって、末期を迎えようとしていた頃で、この直後くらいに、チェルノブイリ原発事故があった。

当時、ソ連邦のひとつであったグルジア人の視点から皮肉たっぷりに描かれた作品だと思う。

例えば、宇宙技術開発など科学技術が進んでも、人々の生活はちっとも良くならない。
科学技術の発展が社会の利便性や人々の生活向上に繋がっていなかったのだ。

何故か。

政治と社会の分断が進んでいたのだ。

マシコフとゲデバンを助けるチャトル人のウエフもパッツ人のビーも本質的には善人だ。
だが階級に依存した考えが主で、賄賂やウソは当たり前で、マッチを欲しがる様は執着心の塊のようでもある。

資本主義を揶揄する表現が冒頭に出てくるが、パッツ人とチャトル人は階級対立の象徴だ。

階級は、実は、これだけではない。
人々のなかに、大きな支配・被支配の構図を作れば、支配層の中の低階級の人間は、更に下層階級を見下ろすことによって満足を得ると云う巧妙な支配体制も見て取れる。

ソ連でのロシア人優位と、グルジア人やウクライナ人などが見下されていた状況も伺えるような気がする。

浅田真央さんがオリンピックのフリー演技で使用した曲の作曲家ラフマニノフや、チャイコフスキーなどクラッシックの代表的な音楽家を生んだにもかかわらず、それは支配層のたしなみで、一般層はバイオリン曲などに全く興味など示さない。

そして、支配階級の上にある人間は、今が良ければ社会を改善をする必要性など感じることなどは決してないのだ。

水は枯渇し、人々の暮らしは疲弊する一方だ。

しかし、改めて考えてみて、これを当時のソ連映画だと笑ってやり過ごすことが出来るだろうか。
今の僕達の社会にも当てはまるようにも思える。

世界の分断は進み、資源は取り尽くされ、環境は破壊される一方だ。

この作品を通して、僕達は、自覚もなしに自分達自身を笑ってしまっているのかもしれない。

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ワンコ

4.0大昔のロシアカルトムービーのアニメ版 マニア向け

2021年5月15日
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萌える

随分大昔に単館系で観たことがあり、その時もあまりにシュールで記憶に残る映画だった。
今回、アニメ版ということ。。
あの風変わりな雰囲気はそのまま。

これを最初に観た人達には、多分意味が通じないかもしれない(^^;

可能ならば実写版からみるのが良いと思うが、かなりマニアックなので好みは分かれそう。

個人的には、、つい思わずTシャツを買ってしまった。

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すらにゃむ

2.0よくわからなかったな…

2021年5月15日
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鑑賞方法:映画館

よくわからない展開で話についていけなかった…だからおもしろいのかどうかもよくわからず。ただ、未来的なのか原始的なのか微妙な乗り物とかの小道具は見ていて楽しかった。

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peanuts

2.5好みでない。

2020年8月22日
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好みでない。

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卵

1.0ギャグが滑りまくり

2020年6月25日
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惑星に瞬間移動したていで話をしているのですが。
宇宙人も場所もソ連で、話す内容も全てソ連です。
何が面白いのか、よくわかりませんでした。

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アサシンⅡ

4.0ま さ に 前 衛 芸 術

2019年6月8日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

以前から、この映画の存在は知っていた。ただ、見る機会がなかった。DVDを買うつもりはなく、レンタルで縁があればとずっと思っていたが、偶然地元のショップで見つけて早速レンタル。

のっけからその世界観に呑み込まれ、しかし場面を追うごとに少しずつ構造が理解されていく。終盤では、これまでの珍道中での積み重ねもあって寂しさも感じられるが、ラストはさわやかな感じになることが出来た。

ド派手な演出などは一切ないが、世界観全開で引き込んでくるのはたまらない、そんな120分だった☆

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しんかいぎょ

4.0あちらでは国民的映画…らしい

2019年4月23日
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たまに多国籍パブに呑みに行くのだが、ロシア娘が居たら本作知ってるか聞く事にしている。

驚く事に、今の所"知ってる!"と答えが帰って来る確率が約80%というオレ統計が出ている!

そして、知ってると答えた娘の前で『クー』ポーズをやるとウケるのだよ、鉄板で!!

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ヒロ

4.0ソ連が生んだカルトSF,

2018年11月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

開始早々独特の世界観に持っていかれます。
あのシュールさは病みつきになるw

クーとキューしか喋らない異星人のおじさん2人と、地球から転送された2人の全く噛み合わないやりとりがもう面白すぎる。
会話らしい会話もない。
ろくなストーリーもない。
なのに映画はこんなに魅力的になる。

ゆるくまったりした世界に笑い、癒され。
最後はほんの少し感動できる。
そんな愛らしい映画。

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ジョイ☮ JOY86式。

2.5クーといえば大体通じる

2018年6月14日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

難しい

突然異性にワープした二人が現地の異星人らと時に反発、時に服従しながら帰る手段を模索する。
異星人が大胆おっさんなのがツボにはまる。マッドマックスのような格好。
終盤に時間が巻き戻りもう一度同じように繰り返すのは驚いた。

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mimiccu

3.0後半ダレる。

2018年5月29日
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内容はなかなか面白いけど、後半が実にダレる。もう少しまとめてくれると見やすく面白いのですが・・・。

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ハワイアン映画道の弟子

3.0鈴ふり

2018年4月11日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

同じ日に「ヴァレリアン」も見てSF2本立にしたのだが、スピード感と言い絵面と言い、好対照だった。ま、こちらはSFというよりは、サミュエル・ベケット風の不条理劇に近いものがあるが。
荒涼たる“砂の惑星”に置き去りにされた二人は、C-3POとR2-D2以上に「隠し砦の三悪人」の千秋実と藤原釜足のコンビを彷彿させる。謎の因習と論理が支配する世界に翻弄される様は、しかし現実の(ロシアを含む)社会もあながち絵空事と笑えない部分がある。
子どもだって言っちゃうよ、「クー!」。

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梨剥く侍

4.0心当たりのある人?

2017年11月5日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

知的

なぜ意味の分からない滑稽な敬礼をして無能で無慈悲な指導者を仰がなければならなかったのか、なぜステテコの色くらいの差しかない階級に執拗にこだわるのか、なぜ人を罵倒する以外の言葉が力を持たないのか、なぜ地上の緑や水全てを失うまで環境を破壊するのか、なぜ貪欲に負け常に判断を誤るのか、不思議惑星地球の住民たちには答えを見つけられない。

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ひろち

3.5ヤバい

2017年7月8日
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クー! 友情の物語で、とても感動しました。ギャグがすごい。

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ESSAI

4.0

2017年3月19日
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色々考えさせられる。でも何も無いっちゃ何も無い。
不思議な魅力があってふとした時にずっと考えてしまう作品。鑑賞してからしばらく経ってキンザザの良さは分かるのかもしれない。

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あじ味

4.0金笹

2017年2月7日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

よくよく考えると“異世界にワープした主人公たちがその星の住人と触れあいながら、困難を乗り越えながら地球に生還する”という、実はオーソドックスなSF。
ただ異星人がほぼみんな小汚ないオッサンなのと、クー!という言語の使い勝手で物凄くシュールな雰囲気で笑える。
瞬間移動のシーンは僕が今まで見た瞬間移動シーンの中で最も簡潔でおしゃれ。
面白かった。
18

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ヨッシー

4.0クウ〜

2016年9月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

クウ〜
思いがけなく空間移動装置を押してしまった男が二人でワープして、クーとしか言わない異星人たちと仲良くなりながら、時に服従させられたりして、なんとか地球に戻ろうと奮闘するお話。
ファンタジックな愛すべき異星人がとっても可愛かった!

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ミツマメ

4.0なんといっていいかw

2016年9月3日
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なんぞこれwっていう。
独特な雰囲気を持った映画でした。

みんなにオススメできる、とは言い難いですがしっかりとSFしていました。

クー万能すぎw

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TPO