劇場公開日 1958年4月5日

「本は以前に読んでいたが、映画も良かった。 雪の戦闘シーンや、アルプ...」武器よさらば 藤崎敬太さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0本は以前に読んでいたが、映画も良かった。 雪の戦闘シーンや、アルプ...

2022年5月24日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

本は以前に読んでいたが、映画も良かった。

雪の戦闘シーンや、アルプス、湖の情景が印象に残った。

多くのエキストラでの敗走シーンも見どころがあり、

映画ならではの臨場感がある。

ただ、本では、自らの行き先に何となく不幸を感じるキャサリンなのだが、

ヘンリーとの束の間のスペイン生活を満喫していたところが、

すごく印象に残ったが、映画ではすんなりだったので、ちょっと違うなと感じた。

なぜならヘミングウェイが言いたかったことは、将来に不安があっても今を

生きて、命の炎を燃やし尽くそうというところだと思う。

藤崎敬太