劇場公開日 1998年10月10日

ブギーナイツのレビュー・感想・評価

全24件中、21~24件目を表示

3.5うっかり感動

2014年11月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

70年代から80年代のポルノ業界に生きた人々を描いた映画 という紹介文から勝手に想像する映画内容からはかけ離れた人間ドラマで、ポルノ業界という一般社会からはみ出した世界で生きる人たちが紆余曲折ありながらも生きていこうとする姿にはうっかり感動すら覚えた。
ポール・トーマス・アンダーソンはこの時点ではおそらくほぼ無名ながらも、すごく計算されたとても印象的な長回しがあったりとその才能を爆発させてる。
あと自分を含めた若い人にあんまりピンとこないけど70年代80年代というものの描き方が最高でとてもよく調べられてるらしい。

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Movieアパート

2.0エンタメの最高峰。

2014年7月24日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

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三遊亭ジャスミン

4.5細部まで緻密に計算された傑作

2014年5月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

笑える

幸せ

かれこれ十数年以上前に初めて観た時には、登場人物の不器用さと必死さに心を掴まれ涙したが、今回久しぶりに再見して、その細部まで計算された緻密さに改めて感心した。

高校をドロップアウトして親(母親)にも見放された17歳のエディが天から授かった才能(というよりもギフトと言った方がいいかもしれない)によってポルノ業界でのしあがりやがて落ちぶれる成功と転落の物語。
そして、同時にそれぞれに本来の家族から離れざるを得なかった登場人物達がポルノの世界で擬似家族を作る物語でもある。
これは非常にエモーショナルな物語なのだ。
しかし、メインキャラクターを長回しのカメラで手際良く見せる冒頭のシーンから(長回しの終着は主人公エディを演じるマーク・ウォールバーグであり、この長回しシーンはラストでもまた繰り返される。円環の輪を閉じるように)、ドアからドア、カウチからカウチへと繋がるシーンなど、実に緻密に計算され組み立てられた作品でもある。

もうひとつ初見から時間が経ったからこそ分かるのは、出演した俳優陣のその出世振りだ。マーク・ウォールバーグは言うに及ばず、メインキャラクターを演じた俳優は皆主役を張るスターになっていること。
うーん、PTA恐るべし!天才!

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arakazu

4.5これ女性はどう見るんでしょう

2014年1月29日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

単純

デカイ男優ということだが、下手に撮れば下品極まりないところを
よく回避しつつ、愉しませる。
シモに笑いを求めない姿勢は一貫していて、それはたとえばそのデカイやつを目の当たりにした人間のリアクションに表れる。
わお、みたいなベタな芝居は一切ない。なかったと思う。
あと絵、色彩に温かみがあって目にいい。
一回落として、丸く収まるストーリーも厭味なく受け入れられる。
最後のオチも効いている。映画の笑いとして凄く良くできている。

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okaoka0820
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