「浸らないノスタルジーにある冷めた作家の視点」ブギーナイツ Gustav (グスタフ)さんの映画レビュー(感想・評価)
浸らないノスタルジーにある冷めた作家の視点
1980年頃の映像メディアの最暗部である、ポルノ映画制作に携わる群像劇のバックステージもの。時代色が良く表れているのが、まず優れているところ。映画監督役のバート・レイノルズがいい味出している。後半のドラッグ付けの落ちぶれるところが丁寧に描かれ過ぎて重いが、単なる興味本位で片付けられそうな題材を一級の映画にした手腕は評価しないといけない。
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