「男同士のいちゃいちゃがかわいい。」ブエノスアイレス だいずさんの映画レビュー(感想・評価)
男同士のいちゃいちゃがかわいい。
アジア映画を開拓中2017
京都シネマ名画リレーにて
恋する惑星はかろうじて見てるんですがね、90年代は文化的過疎地に住むティーンエイジャーだったので、この映画は知りませんでした。当時の私には楽しめなかっただろうなと思います。2017年に見て正解です。
多分香港のゲイの男の子2人がブエノスアイレスへ旅行へ来て、お金なくなったから現地で働くってゆう話です。
でも、ストーリーどうでもいい。
ウィン(レスリーチャン)とファイ(トニーレオン)がいちゃいちゃして、喧嘩して、またくっついたけど怒ってるからいちゃいちゃの誘いには断じて乗らん!!みたいな意地を張って、怒って泣いて!みたいなのを愛でればいいんです。
私は初めて白ブリーフ男子を可愛いと思いました。その絡みですよ。ごちそうさまでした。
後、アパートの炊事場でのダンス。よかったです。
若いトニーレオンがめっちゃかっこよかったです。
ウィンは、ちょっとビッチ系です。なんとかの滝を目指す旅の道行きで喧嘩別れした後、現地人のパパに可愛がってもらうジゴロになります。
ファイは純粋で真面目なので、地道に働きます。
元々ウィンに振り回される付き合いだったらしくブエノスアイレスでもそんな感じです。
再会して、ウィンの怪我をファイは甲斐甲斐しく看病しますが、エッチは拒否(拗ねてるから)、でも離れたくなくて、可愛さ余って憎さ100倍的な感じで、ウィンのパスポートを隠してしまう。
ウィンはワガママで、でも可愛くて。そう思ってしまうファイが切な可愛いぜって感じです。
回想部分が白黒映像なのかな?はっきり覚えていませんが。ブエノスアイレスの街並みやなんとかの滝とか、見たことない景色も見られました。
男女でも男男でも女女でもそれ以外でも、恋した人にはわかるあれやこれやが詰まったおしゃれムービーですね。
ファイのご飯美味しそうでした。