「わが敬愛するベルイマン監督、集大成的作品‼️」ファニーとアレクサンデル 活動写真愛好家さんの映画レビュー(感想・評価)
わが敬愛するベルイマン監督、集大成的作品‼️
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おそらくベルトルッチ監督の「1900年」と並んで、世界最強の5時間超え映画ですね‼️スウェーデンのブルジョワ、エクダール一家の二年間を、彼らが経営する小劇場を通して描いてます‼️突然夫を亡くした妻は主教と再婚、主教館に移り住むが、ムチや欠食で子供をしつける夫に耐えられず離婚、監禁同様だった子供たちも主教館から救出される・・・‼️実質、イングマール・ベルイマン監督の遺作となってしまった作品ですが、今作にもこれまでのテーマである神の問題、肉親の絆、生と死といったテーマが集大成みたいな感じで盛り込まれてます‼️そんな中で物語の核となるのは、聖職者の偽善‼️独善的な主教に怯える母と二人の子供たちの構図はサスペンスフルで、どこかゴシックホラー風味でもある‼️ベルイマン監督の作品としては大変わかりやすい物語と映画的構成で、それが5時間11分という長尺をまったく飽きさせない要因ですね‼️ホントに素晴らしい‼️
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