「よろめき美人」昼顔(1967) こまめぞうさんの映画レビュー(感想・評価)
よろめき美人
冒頭からして
公開当時はずいぶん衝撃的だったんじゃなかろうか。
隠微なSM世界が繰り広げられていますが
現代の感覚からみればかなりソフトではあります。
人間の、それも美女が堕落していくさまというのは
なぜに魅惑的なテーマなのか。
好奇心や満たされない性欲からとはいえ
いきなりそっちへいってしまうのかい!
なんてツッコミたい箇所もありますが
とにかくドヌーブが美しいので
もういいのです。OKです。
娼館でドヌーブでてきたらびっくりしすぎて萎えたりしませんかのう。
三島の「美徳のよろめき」とどちらが先だっけ?
どちらも面白いですが。
それでも最後の、
旦那の友人の行動の後の
ドヌーブの妖しく、満足げなあの表情といったら。
それだけで★追加であります。
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